7月31日(日)2016明治安田生命J2リーグ第26節
京都サンガF.C. - セレッソ大阪 (18:00KICK OFF/西京極)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「京都は個性ある選手が多い。そういった相手に対して、自分たちは守備でいいポジションを取ることが重要。チャレンジ&カバーをしっかりやって、基本にもう一度立ち返ることが大切になる。まずは1対1で負けないことが重要だが、(DF)ラインの上げ下げなど、チームとしてやるべきことをやらないといけない。攻撃だけに頭が行き過ぎて切り替えが疎かになってもダメだし、守備ばかりになって前に出て行く意識が足りなくなってもダメ。前節の2失点は、(プレスに)行くところと行かないところの後ろの声が少し足りなかった。2失点目も、前がかりになった時の切り替えが足りなかった。夏場になってある程度スペースも生まれてくる中で、全部をコンパクトに守ることは難しいが、ボランチを戻すことや逆サイドを絞らせることなど、後ろからの声は大切になる。一度に2人の選手(丸橋裕介、田中裕介)が出場停止になることは少し想定外だったが、全員いい準備をしているので、いる選手でしっかり戦う」

●山口蛍選手
「今節は出場停止の選手も2人いるので、チームとして総力戦になる。ここ2試合、複数失点をしているので、まずは失点しないことから入りたい。後ろが失点しなければ、負けることはない。(失点が続く原因は)崩されているわけではないので、自分たちの集中力不足が一つと、1発でやられている場面に関しては、声一つで解決できる部分もある。今週の紅白戦では後ろから声も出ていたし、相手にシュートもほとんど打たせなかった。それを試合でも出せればいいと思う。選手も少し変わるので、よりコミュニケーションを取りながら戦いたい」

Q:27日に亡くなられた秀島弘寮長には、お世話になった思いも強いのでは?
「寮生の中では一番長い期間、寮に入っていたので、すごくお世話になりました。寮から出る時も、『本当の息子のようだ』と言ってもらいました。いろいろ話した中で一番印象深かったのは、『最後まで自分の仕事を全うして生きた』という言葉。それはすごくカッコイイなと。あの人も結構頑固な部分もあったので、けんかすることもありましたけど、そういうことがなければ今の自分もなかったかもしれません。親元を離れて一番キツイ時期に支えてもらったので、すごく感謝しています。しっかりJ1に昇格して、また強いセレッソを見せることができたらいいなと。シーズン後にいい報告ができることが一番だと思いますし、そうできるように頑張ります」

●べサルト アブドゥラヒミ選手
Q:チームに加わった感想は?
「練習していても、選手それぞれの能力は高く、チームのレベルも高いので、セレッソがJ2で戦っていることは信じられません。J1に戻れるよう、自分も貢献したいと思います。ベストを尽くします。チームが2試合続けて負けている中、今節、一番大事なことはチームが勝つことです。もし自分がメンバーに選ばれれば最善を尽くします。しっかり準備して試合に臨みます」