8月11日(木・祝)2016明治安田生命J2リーグ第28節
レノファ山口FC - セレッソ大阪 (19:00KICK OFF/維新公園)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「サポーターの気持ちをしっかりと受け止めて、自分たちはピッチで返していかないといけない。結果として、出さないといけない。これまでもJ2の厳しさを理解したなかで戦ってきたが、前節(横浜FC戦)も最後に緩みが出てしまうのは、まだ我々が甘いということ。結果の最終的な責任は自分にあるが、個人戦術などは選手も真摯に受け止めないといけない。メンバー交代でシグナルを与えることができなかったことも含め、最後、試合を締めることができなかったことは監督である自分に責任があるが、今までの失点を見ても、選手も責任転嫁することなく、真摯に受け止めないといけない。そうでなければ、本当に強いチームにはならない。これからも、選手やスタッフと確固たるチームを作り上げるべく努力し続けることが大事だし、チーム全体で全身全霊をかけてやっていくことが大切だと認識している」

Q:今節に向けて
「怖がらずに向かってくるチームは、自分たちが受けに回らなくても覆してくるパワーがある。それはわかっていたことだが、それを越え続ける大変さを痛感している。今節の山口戦含め、そういう相手に対して乗り越えるには、もう1つ自分たちのギアを上げることが必要。それと、点差が付いたとしても、しっかり守備をやり切ってから攻撃へということを続けていくことが必要。前節も2点差が付いた後に本当に厳しい守備を継続できたかというところでは、私自身も含めて反省すべき。また、失点したとしても、ピッチの中での切り替えやメンタルを強く持つことが必要。守備で人に行く強さと、チャレンジ&カバーをしっかりやり切ることも大事になる」

●杉本健勇選手
「まだまだ甘いところがこのチームにはある。だから前節も2点差をひっくり返される。試合の運び方でも、もっとうまくできることがあったと思う。失点しても、点を取る気持ちを全員が持って、取られた後も『まだまだ行くぞ!』という気持ちを全員が持たないといけない。ここでなんとかみんなで踏ん張って、乗り越えて、自分がチームを勝たせる仕事をしたい。
 山口は守備にウィークポイントもあると思うので、ボールを奪った後、チャンスはある。そこでしっかりと決め切りたい。本当の意味でチームが1つになって、厳しく声を掛け合いながら、絶対に勝ちたい」

●関口訓充選手
「(前節で)2-0から逆転されることは、昇格を目指しているチームとしてはあってはならないこと。やっている選手が責任を感じないといけない。1つひとつのプレーで戦わないといけない。失点シーンにしても、人はいるけど失点している。人数がいるなら、ボールに対してチャレンジしないといけない。1プレー1プレーのところで、しんどい時でも最後の局面では体を張らないといけない。そこをもう1度引き締め直すというか、そういう話はチームの中でもしている。
 山口はボールを繋いでくると思うけど、相手に持たれていても最後でゴールを割らせないことが大事。自分たちがボールを取った時は、カウンターを狙う怖さを常に相手に与えないといけない。今週の連戦が今季の山場といってもいいくらい、大事な試合。この2試合を勝って、チームとしてもう1回、勢いに乗りたい。チームとして越えないといけない壁。このチームならできる」