9月11日(日)2016明治安田生命J2リーグ第31節
セレッソ大阪 - V・ファーレン長崎 (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
Q:杉本健勇選手の負傷離脱の影響、その穴埋めについて
「そこは総合力なので。健勇のケガでの離脱は悲しいし、今季伸び盛りで、これからというときだっただけに、非常に残念。でも、そこは代わりの選手も頑張っているし、(ケガをした事実は)言っても変わらないことであり、本人が一番残念に思っていること。杉本や柿谷(曜一朗)だけでなく、負傷離脱した選手たちが帰ってくるまで、粘り強く、いろんなことがあったうえでも、総合力で勝っていくことが一番必要になる」

Q:残り12試合となったなか、中断明け最初の1試合の重みについて
「セレッソとしては、ある意味マークもされれば、いろんな環境でやってきたなか、どの試合も大切になるが、天皇杯を経て、またリーグが再開するというところで、その初戦(の重要性)は大きいと思う。申し訳ないのが、今季、どちらかというとホームでこれまで成績が悪かったこと。それもみんな分かっている。そういったことがあっても、折れないで、そこを自分たちで乗り越えて、ホームで勝っていくしかない。それを越えないと、目標に届かなくなる。試合展開、相手の巡り合わせ、ケガなど、いろんなイレギュラーなことがあったと思うが、それでも、ホームで勝つということが大切なのはわかっている。それをみんなで越えるということが大切になる。もちろん、サポーターと一緒に、きちっと越えていくことが必要になる」

Q:長崎は粘り強さのあるチームだが、印象について
「長崎だけでなく、正直、ウチを相手に、すぐあきらめるチームはいなくて、それなりに対策をしてきたり、粘り強さを持ってやってきていて、ここでやってやろうという気持ちのなかで戦ってくるので。それでも、セレッソとしては、勝つために、もう1個、ギアを上げることが必要になる。長崎という、粘り強い色を持っているチームを越えることが非常に大切になる。俺たちも最低限、基礎的なところや、粘り強さがないと、(相手を)越えられないのが、J2。相手をリスペクトしながら、俺たちも粘り強くやることが一番必要になると思う。今、少しずつそういうところも出てきているので、そこをピッチで表現することが大切になる」

●キム ジンヒョン選手
「天皇杯2試合で、みんながしっかり勝ちきってくれたので、それで雰囲気も作ってくれたし、流れもしっかりリーグ戦に向けて作ってくれた。あとは(代表戦から山口)蛍と自分が帰ってきたなか、どれだけチームの役に立てるかというところ。残り12試合、そこまで余裕がないというのもある。12試合しか残っていないが、12試合あるんだという気持ちだけは持って、1試合1試合を頑張って、なるべく全勝できるようにしたい。今季はホームでのリーグ戦でなかなか勝っていなくて、すごく残念な思いがあり、みんな悔しい気持ちしか残していない。ここで、しっかりホームでまず勝って、みんなを喜ばせたい」

●山村和也選手
「今は3位で、勝っていかないと自動昇格できる位置までいけないので。どの試合も簡単ではないが、まずは一戦一戦を大事に、長崎戦に向けてしっかりいい準備をして、もう一度しっかり試合を戦うというところで、チームが一致団結してやっていきたい。長崎に関しては、前回の対戦で、最後の最後で点をとられて、それでも、あきらめない姿勢が2点目につながったと思う。長崎もすごくボールに厳しくくるチームだが、そういうところをうまくかわして、うまくボールを回していきたい」

Q:郷里のチームへの意識について
「相手のホームでの試合でも、地元に戻ってやれたこともあり、なつかしく感じました。(V・ファーレン)長崎自体は、高校時代から練習試合などやっていたチームで、想い入れもあるチームですし、今、Jリーグに上がっていることを誇りに思うし、これからも頑張ってほしい思いはあります。でも、今は別のチームなので、しっかり勝ちたい。長崎戦ということもあり、地元から僕の試合を見ている人も多いと思うし、そういった人たちに成長した姿を見せたい。リーグ戦は残り12試合しかなく、リーグの残り3分の1も切ってしまっている。リーグがまた始まるので、入りからしっかり集中してやっていきたい」