11月6日(日)2016明治安田生命J2リーグ第40節
セレッソ大阪 - 愛媛FC (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●大熊清監督
「いま、気持ちが落ちたり、あきらめたりするようなことはないので、そういうところは大切にしつつ、いいものを積み重ねて、苦しい状況ですが、しっかり戦っていくことが重要になる。新しい風とか空気も入ってきているなか、悪いものを払拭できるようにしたい。
 愛媛は、きちっと積み上げてきているチーム。監督も同じ(木山隆之監督)で、若手も伸びてきている。結果に表れるように、負けも少なく、本当にいい、安定したチーム。そういった相手に対して、メンタルも含めて、しっかり戦って、自分たちの力をぶつけていかなければいけない。内田選手にも注意したい。
(愛媛戦後、代表戦のために)山口蛍やキム ジンヒョンが抜けることになるが、総力戦で、前向きにみんなでやっていくことが重要になる。
 ホームでなかなか勝ちきれないことについて、本当にサポーターの方には申し訳ない思いですし、それが今の勝点に反映してしまっている。メンタルのところも課題にあるかもしれないが、勝とうという気持ちはピッチにずっとある。それが、チームよりも俺が俺がになってしまったとき、潤滑が悪くなったりすることもある。そこをどうにかシンプルにしていけるようにしたい。イレギュラーがあったときでも(ぶれずに)自分たちのいいところを続けるということが、これから絶対に必要になってくる」

●キム ジンヒョン選手
「こういう結果でJ1自動昇格も厳しくなってしまったが、こういう悪い結果でも、まだJ1昇格プレーオフでのチャンスがあるというのは、本当に感謝しなければいけないと思います。ただ、今の失点とかを忘れずに、またやり直していかないと、そのチャンスも逃してしまうと思うので。(GKとして)しっかり失点を止めたいなという気持ちがすごくあります。
 そのなかで、全員が守備の意識をもっと高めてやらないと、失点はずっと続いてしまう。僕1人で止めることができるならいいなとは思いますが、それもなかなかできないし。今の状況で試合に出ているメンバー、交代で入ってくる選手も、しっかりその意識をもってやらないと、今の状況がずっと続いていってしまう。もっと前みたいな、(守備でも)アグレッシブにやらないといけないと思う。守るときにしっかり11人で守って、攻撃するときも11人でしっかり行けるようにやっていきたい。ここでしっかり勝って意識を変えれば、J1昇格プレーオフでも、もっといい試合ができると思う。チームのために、セレッソの未来のためにやらないといけない。しっかりホームで勝ちたいですし、アウェイでも今年は本当にいっぱい来てくれている、そういう支えてくれる人たち、サポーターのためにも、そして、自分たちのため、セレッソのために、しっかり戦わなければいけないなと、すごく感じています」

●酒本憲幸選手
「千葉戦では0-3でやられてしまって、1週間空いているといろいろ考えてしまうこともあるけれど、すぐに試合がやってくるので考え込みすぎることなく試合に挑める。もちろん修正点とか話し合わなければいけないところもある。ただ、早く試合をしたいという思いが、僕自身は強い。連戦でのコンディションについては、相手も同じ。あとは、ホームでこれまで勝てていないということを、反省点を、もっと意識しなければいけない。ホームは自分らの家。そこを相手にむちゃくちゃにされないように、しっかりと戦いたい。
 攻撃については、いい時間帯で点を取らないと、後ろ(守備陣)も厳しくなってくる。0-0で我慢することも大事ですが、いい時間帯にどれだけ点を取るかというところ。千葉戦も前半にいい時間帯があり、僕にも決定機があったが、そこを決めきることがチームに一番いい流れを引き寄せるものになる。
J1昇格の可能性が少しでも残っている限り、それに向けて戦うのが、応援してくれる人たちのために大事なこと。もちろん、自分たちにとっても。それが、J1昇格プレーオフというところにも絶対につながっていく。目の前の1試合を、自分たちが思い描いているサッカーにどれだけ近づけるかということも意識しながらやっていきたい」