6月21日(水)第97回天皇杯2回戦
セレッソ大阪 - 新潟医療福祉大学 (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
Q:これまでのルヴァンカップでは、リーグ戦とメンバーを全員入れ替えたりしていましたが、今回の天皇杯に関しては、どういうスタンスで臨みますか?
「まず、この前の試合(J1第15節清水エスパルス戦)で入ったメンバーは、ほとんど入っています。試合に出る選手、出ない選手は、そのなかでも分かれますが。ルヴァンカップ(プレーオフステージ)のことも考えていますし、もちろん、今後のリーグ戦のことも考えています。この前の中断明けの試合では、いい流れを持ってくることができなかったと思っています。なので、そのメンバーをそのまま入れた理由は、試合の雰囲気をもう少し作っていきたい、(いい流れに)持っていきたいというものがあり、そういったことも含めて、いろんなことを考えながら準備しています」

Q:今回の相手、新潟医療福祉大学との対戦に向けて。
「相手の情報が多くあったわけではないですが、そういうチームと戦うときには、先制点を早く取ることで、試合の運び方もやりやすくなる。そして、次の得点も狙えるようになる。あとは、選手本人たちが(この一戦のために)しっかり準備をしなければいけない。相手をなめて試合に入ってしまうようでは、ケガをすることもあり得る」

●ソウザ選手
Q:約2週間半ぶりの試合になります。試合に出たくてうずうずしているのでは?
「試合をかなり待っていました! 試合が恋しかったです! 自分としては、この試合でも、自分の全力を尽くします。あとは、一生懸命やれば、自然に結果は出てくると思うので」

Q:今回の相手は守備を固めてくることも予想されるが、そういう相手を攻め崩すには?
「相手の守備を崩すためには、できるだけボールを持つこと、そこからボールを動かしていき、チャンスをしっかり窺うこと。そうなったとき、相手はカウンターを狙ってくると思うが、そこではチャンスを与えないこと、それが大事になる」

Q:清水戦を外から見た感想について。
「先の清水戦で、チームはよかったと思う。そのときの清水は、リトリート(引いて守ること)をして、ディフェンスを固めて、外国籍選手を使っていいカウンターをしてきたため、難しい展開になるところもあったが、それでも、自分たち(チーム)はいいプレッシャーを相手にかけていたし、相手にビルドアップさせていなかった。試合のほとんどでボールを持っていたのは我々のチームでしたし、チャンスを作ることもでき、最後、PKでしたが、キヨ(清武弘嗣)も決めてくれた。それはチームがあきらめずに戦っていたことを表しているし、そこはよかったところだと思います」

●丹野研太選手
Q:過去の天皇杯で、セレッソは苦い経験もしてきたが、今大会の初戦に向けて改めて気をつけていきたいところは?
「最近だったら、FC大阪さんに負けたりしましたし、そういうことがあり得るような大会であり、試合に『絶対(勝てる)』というのはないので、しっかり集中して試合に入りたい。昨年も、立ち上がりは相手の勢いがあり、コーナーキックとかちょっとひやっとする部分もあったので。まずはしっかり後ろが失点しなければ、自然とウチのペースになると思いますし、改めて、いい入りができるように集中して試合に入りたい。昨年同様、声をかけあって、あとは節目、節目でしっかり集中できるような雰囲気づくりをやっていければいいなと思います。普段出ていないメンバーも何人か試合に出るとは思いますが、自分も含めて、そういう選手たちにとっては、相手どうこうではなく、自分たちがチャレンジするとき。90分間、自分たちの(いい)パフォーマンスをしっかりやり遂げることが大事になる」