7月12日(水)第97回天皇杯3回戦
アルビレックス新潟 - セレッソ大阪 (19:00KICK OFF/デンカS)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
Q:天皇杯3回戦・新潟戦に向けて
「メンバーを選ぶにあたって、みんなが試合に行きたがっている、出たがっているので、選手を選ぶのが難しいですね(笑)チーム全体に『やろう』という雰囲気が出ています。明日の結果はこうなる、ということは言い切れませんが、いい結果を勝ち取って、次の4回戦に進むことが大事になります」

Q:今季3度目の対戦となる新潟について
「チームの雰囲気はあまり良くないと聞きました。僕自身、そういう経験があります。解決しようとやっていても、なかなかうまくいかないのが現状だと思います。試合を見ていると、前半は集中力を高く持ってやっていますが、後半になると、集中力が乱れてしまう様子も見られます。僕もそういう経験がありますが、そういうときが一番難しい状況だと思います。決して油断してはいけませんが、自分たちとしては、前半をしっかりと耐えることができれば、後半は自分たちの流れで試合を進めることができるのではないかと思います」

Q:夏場の連戦になりますが、チームの管理で気を付けることは?
「まず、よく休みを取ること。よく食べること。練習は長くはできないのですが、短い時間の中で、高い集中力を持って最後までやり切ることが大事です。そして、何より自己管理が第一です。もちろん、チームとしての管理もしますが、それぞれが意識して管理することが、試合にもつながると思います。ただし、試合前日まではコンディションが良くても、試合の途中で急激に体調の変化を起こしてしまう選手もいますので、そういったことを防ぐために、最大限、努力しています」

●関口訓充選手
「試合に飢えている選手は多いですし、リーグ戦に出られない選手も、日々の練習から『何くそ』という強い思いを持ってやっているので、この試合でそういう気持ちを表現できたらいいのかなと思います。誰が出るにしても、出る選手にしてみたらいいアピールの場だと思うし、全員がいいパフォーマンスを示していけたら、さらにチームは良くなっていく。これからの戦いにもつながっていくと思います」

Q:新潟はリーグ戦では最下位ですが、トーナメントになれば関係ない?
「まったく関係ないと思います。今、新潟はリーグでは下位に沈んでいますけど、天皇杯に関しては、大学生がJ1を倒すこともありますし、海外でも、4部のチームとかが上のカテゴリーの相手を倒すこともあります。1発勝負だし、やってみないと分かりません。なので、自分たちは全力で戦うだけです。立ち上がりから、気を引き締めて臨みたいと思います」

●田中裕介選手
「リーグ戦やカップ戦とはまた大会が変わって、レギュレーションも違う。延長戦もあるし、天皇杯は白黒ハッキリつく大会。(リーグ戦とは)また違う感覚があります。より勝ち切ることが求められるし、PK戦でも何でも、上に上がることが大事になります。(新潟は)フレッシュな選手が出てきた場合『やってやろう』という選手も多いと思うので、そういった相手の気持ちに負けず、僕らも『しっかり上に行く』という強い気持ちを持って戦いたい。リーグ戦もルヴァンカップも調子がいいので、今の流れを切らせたくないし、集中して試合に入って、勝つことにこだわって戦いたいと思います」