10月4日(水)JリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦
セレッソ大阪 - ガンバ大阪 (19:00KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
Q:ルヴァンカップ準決勝、ガンバ大阪との大阪ダービーに臨むにあたって
「ファン、サポーターの皆さんの期待に応えられるようにするのが大事なことだと思います。ここ公式戦2~3試合で大量失点をしてしまって、少し力が抜けてしまうような感じもなくはないですが、でもここであきらめることはできません。選手たちはここでもう1回、自分たちの力を見せてやろうという気持ちでやっています。ただ、試合はふたを開けないとわからないもの。僕らもそうですし、ガンバも今、いい雰囲気ではないと思いますが、どちらのチームがより集中力を持ってやれるかによって、勝負が左右されると思います」

Q:今季のガンバ戦は1分1敗。相手への苦手意識はありますか?
「苦手ではないですよね。ホーム(リーグ戦第7節 )では自分たちのやりたいことをやろうとしていて、それがうまくいったのはいったのですが引き分けた。アウェイ(リーグ戦第19節 )では本領を発揮できず負けてしまいました。ただ、我々の選手たちがやろうとする姿を見せれば、対等な試合になると思います」

Q:プレーオフステージの北海道コンサドーレ札幌戦、準々決勝の浦和レッズ戦と、ホーム&アウェイ戦を2度勝ち抜いてきました。今回もその形式になりますが、リーグ戦から意識やプランなどを変えることはありますか?
「一番いいのは、ホームで勝つこと。ルヴァンカップでは失点はそんなにないですが、得点も多いわけではない。それでも、ホームで勝つことで、優位な立場になれるんじゃないかなと思います」

Q:ガンバはタイトル獲得の可能性がルヴァンカップのみとなり、この準決勝もかなり必死になってくると思われますが?
「僕たちも必死にいかなければいけない。どちらがより強くぶつかっていくことができるのかが、ポイントになると思います。怖がってしまうと試合に負けてしまうと思います」

Q:この大阪ダービーを楽しみにしているセレッソサポーターに向けてメッセージをお願いします。
「今季、ガンバと2回対戦していますが、セレッソのいい姿をここまで見せることができませんでした。今回のルヴァンカップでは、いい姿を皆さんにお見せできるよう、最善を尽くして頑張っていきます」

●福満隆貴選手
「ホームゲームを先に戦うので、ホームでは負けられないと思います。大阪ダービーは、リーグ戦では勝てなかったので、ルヴァンカップでしっかり借りを返せるように頑張りたい。リーグ戦に出られない悔しさとか、そういういろいろなものもありますし、そういうものをもう1回ルヴァンカップで結果としてしっかり出せるように、と強く思っています。
 第1戦でアウェイゴールを許してしまったら、なかなか難しい試合になると思います。チャンスは絶対に来ると思うので、少ないチャンスでもしっかりモノに出来るようにというのは、意識してやりたい。まずはバランスを崩さないよう、今までやってきたことを出せればいいかなと思います。ここからまた、ルヴァンカップで勢いを取り戻すことができたら、リーグ戦にも影響してくると思いますし、ルヴァンカップで活躍する選手がリーグ戦の中心になるような勢いでやりたいと思います」

Q:鹿児島出身、同郷の遠藤保仁選手との対戦については?
「小さいときからの憧れの選手でもありますし、すごく経験のある選手。試合をするのは楽しみですが、勝負ごとなので、しっかり勝てるよう、自分の活躍を見せられるように頑張りたい」

Q:大阪ダービーへの意識について
「今季2度目のダービーのときにベンチに入ったのですが、サポーターの皆さんもすごく応援してくださったし、独特の雰囲気がある、負けられないなというのを感じた。明日はホームでやりますし、サポーターの皆さんもリーグ戦で悔しい思いをしたので、勝つことだけを信じて応援してくれると思います。それにしっかり応えられるようにやっていきたい」

●丹野研太選手
Q:大阪ダービーは特別な試合になると思うか?
「そうですね。これまでもそういうゲームだと思って挑んでいますが、今まで負け越しているし、ガンバのほうがタイトルを数多く取っているので。こういうチャンスで勝って、タイトルに近づけるようにやっていきたい」

Q:ダービーでは、最近苦戦が続くチームにとって、いろいろなものをいい方向に変えるチャンスでは?
「状態がよくない中での試合にはなっていますが、新しい選手が出たり、いろいろな選手が入れ替わったり、両チームともお互いフレッシュな気持ちでやると思う。リーグ戦の調子と、この準決勝はまったく関係ないと思うので。相手に勝つこと、自分たちのいいパフォーマンスを出すことにしっかり集中してやりたいです」

Q:無失点への意識について
「最初にホームでやれるので、勝てればベストですが、アウェイゴールルール(※2試合の合計で引き分けの場合、アウェイゴールが多いほうが勝ち上がる)があるので、失点はどうしても避けたい。ウチのほうが2試合を通して総力戦で戦えると思うので、しっかり1試合1試合大事にして、みんなで勝ち取りたい」

Q:ガンバの印象について
「個人個人として能力の高い選手が多いですし、若い選手が出ても技術のある選手がそろっていると思います。その中で、今のガンバはハードワークもできるチーム。だから、まずはセレッソも走り負けない、(1対1や球際などの)戦いのところで負けないというのが大事になります。先手、先手で仕掛けて行ければいいし、あとは相手の2トップをしっかりケアしながら、我慢するところは我慢していければ、必ずいい流れになると思っています」

●藤本康太選手