7月22日(日)2018明治安田生命J1リーグ 第17節
セレッソ大阪 - 浦和レッズ (19:00KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど チケット
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●尹晶煥監督
「長いシーズンですが、まず目の前にある試合が大事です。リーグ再開初戦の前節は負けてしまったので、もう一回、選手たちが気を引き締めて試合に入れるよう、準備しています。相手は強豪の浦和ですが、選手たちの雰囲気は悪くありません。前節は完敗しましたが、もう一回、立て直してやっていこうという雰囲気が作られています」

Q:完敗した前節から最も変えたい部分はどこでしょうか?
「精神的な面ですね。そして、集中力。今までやってきたことを出せなかったということは、気が緩んでいるということ。メンタルが戻れば良くなると思います。この暑い気候では、技術だけでは勝てません。精神面と体力面がしっかりと準備できているチームが勝つと思います。なので、選手たちにも精神的な部分を強調しています。技術ある選手たちに精神面を加えれば、もっと怖い選手になります。そういう部分が今までは足りませんでしたが、昨季はうまく忍耐心を持って戦うことで、いい成績を収めることができました。まずそういう部分がベースになるということは当然であって、その後に、個人、個人が持っている能力を発揮することが大事です。そして、部分的なところもうまく噛み合わせないといけません。それが全体に調和すれば、いい結果につながると思います」

●丸橋祐介選手
「前節はアウェイで完敗してしまいました。短い期間でしたけど、映像を見てお互い意見も言えたし、修正できる部分もあったので、それを今節の浦和戦では発揮したいです」

Q:具体的に、前節から修正したい部分については?
「(前節は)一人ひとりのプレスが一歩遅く、間延びした部分もありました。その辺をもっとコンパクトにしながら、(プレスに)行くところは行きたい。コンパクトにできれば守備もハマると思います。浦和の選手はうまいですが、剥がされないように、うまくみんなで話し合ってやりたい。暑い中ですけど、それは相手も一緒。もう一歩近くで寄せることができればいいと思います。攻撃でも、(前節の)前半は中、中になり過ぎて、後半は外、外になってしまった。もう少し揺さぶることも必要なので、そのあたりを使い分けながら、落ち着いてやっていきたいと思います」

●高木俊幸選手
Q:昨季まで在籍していた浦和レッズとの一戦に向けて
「あまり古巣、古巣と考え過ぎることはプレーに悪影響を与えると思うので、個人としては平常心でやりたいです。チームとしては、ホームなので、負けてはいけません。(リーグ再開初戦の前節に敗れて)流れが悪い方に向かおうとしているので、ここで断ち切らないといけません。その中で、次の相手がレッズということは、勝つと勢いに乗れる。自分も昨季までいたチームですけど、いい選手もたくさんいて、本来、今の順位にいるチームではありません。勝てば、それだけ大きなモノが得られる相手だと思います」

Q:「考え過ぎることはよくない」という言葉もありましたが、「見返したい」といったような気持ちもどこかでありますか?
「(浦和に対して)悪いイメージはないですけど、3年いて大成功を収めたわけではないので。タイトルも獲れて、いい部分もあったけど、個人としての成績は足らずに移籍する形になりました。思うように貢献できなかった悔しさはあります。今はセレッソで試合にも出られているので、自分の良さを出して、『いい選手だったな』と思ってもらえるようなプレーをしたいです」