6月19日(日)2016明治安田生命J2リーグ第19節
セレッソ大阪 - 徳島ヴォルティス (19:00KICK OFF/金鳥スタ)
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先週に行われたアウェイゲーム2試合で2連勝。勝点を34(得失点差+5)に伸ばし、北海道コンサドーレ札幌(勝点36)、ファジアーノ岡山(勝点34、得失点差+10)に続き、暫定3位につけている、セレッソ大阪。J1自動昇格圏内の2位以内、そして、首位の座を奪還するためにも、ここからも必勝が求められる試合が続く。そのなかで、ここから6月後半は、2週にわたってホームゲームを開催。明治安田生命J2リーグ第19節では、12位の徳島ヴォルティスと対戦。5月15日の第13節レノファ山口戦以来、約1カ月ぶりとなる、キンチョウスタジアムを舞台に、ナイトゲームに臨む。
アウェイゲームの成績だけを見れば、7勝2分1敗、勝点23で、22チーム中トップの数字を残している、セレッソ。失点3も、アウェイでは最少の数字だ。しかし、ホームゲームでは、3勝2分3敗となかなか勝ちきれず。この成績が、J2にて上位を突き抜けきれない要因となっている。しかも、ホームで特に目立つのは、失点の多さ。14失点は、J2でのホームで、22チーム中ワースト4位タイ。ここ最近3試合では早い時間帯にいい形で先手も取れているだけに、いかに失点をなくして戦うかは、勝利への重要なポイントになるのは間違いない。「ここからのホームゲームでも、アウェイ(ゲーム)同様に失点を減らして勝点3をしっかりとっていくことを意識していきたい」(山下達也)。
そのなかで、今週は中6日という十分な準備期間もあったことで、雨の中でも熱を帯びた紅白戦も含めて、試合前日まで、攻守において丹念に調整を行ってきた。「週明けからハードなトレーニングを続けてきたし、夏場に向けて、しっかりゲームをしめるというところでも、みんなで走りきってやることが大事になる」と山下。最近の試合でも、様々な課題はあるものの、その反省をいかすべく、「突然何かが起きたときに驚きがないような準備を進めてきた。自分たちは勝利のために闘わなければいけない。そこが大事になる」と、ソウザ。ゴールを決めるべきときに決め、守るべきときにしっかり守り、今こそ白星という成果を出す。そこに桜色の戦士たちはこだわる。
徳島について、「いろいろ試行錯誤しながら、どうやれば勝ちをたぐり寄せられるか、作り上げてきたのが今だと思う」と評する大熊清監督は、「そこをしっかりリスペクトして、それを上回れるような攻撃、守備をしっかりやっていきたい」と述べる。大黒柱の柿谷曜一朗をケガで欠く戦いが続いていくが、「チーム全員で本当にしっかりと(力を)出し切ってやっていきたい」(大熊監督)と、総力戦で臨む覚悟だ。徳島とは過去のJ1、J2リーグ戦対戦成績で9勝4分1敗と圧倒。ホームでも6勝1分と負けがない。この相性のよさをそのままに、多くの桜色のサポーターが集まる前で、狙うは今季2度目の3連勝。ホームを常に勝利の場としなければ、さらなる高みなどあり得ない。それだけに、「ホームでしっかり勝って、ずっと勝ち続けられるように、勢いをもっていきたい」(キム ジンヒョン)
文・前田敏勝
ニュース
J2 第19節 徳島戦|プレビュー:ホームこそ勝利の舞台に!今季2度目の3連勝へ、徳島との一戦に臨む
2016年6月19日(日)
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