5月2日(水)2018明治安田生命J1リーグ 第12節
名古屋グランパス - セレッソ大阪 (19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
試合写真・コメントなど |チケット
----------
前節のジュビロ磐田戦 に続き、アウェイでの連戦となる今節の名古屋グランパス戦。相手はリーグ戦8連敗中と苦しんでいるが、「自分たちにとっては関係ない。逆に一番危ない相手かもしれないし、気持ちの面で負けないようにしたい」と山口蛍は話す。特に攻撃陣にはジョーやガブリエル シャビエル、長谷川アーリアジャスールといった個のレベルの高い選手たちが揃っているだけに、セレッソ大阪としては、セットプレー時も含め、守備での集中力を保ち続ける必要がある。
ただし、名古屋の前節・FC東京戦(●3-2)の映像を見ても、守備に付け入る隙はある。セレッソとしては、守備での集中力を保つことと同じく、迎えたチャンスでしっかり仕留めることも、今節で勝利を収めるためには欠かせない要素となる。リカルド サントス(現ファジアーノ岡山)からのパスを福満隆貴が裏に抜け出して決めた、昨季の天皇杯4回戦 の先制点の場面のような形が訪れた時に、フィニッシュでの冷静さをしっかりと発揮したい。
怒涛の連戦が続いているJリーグだが、いよいよ大型連戦も終盤に差し掛かってきた。選手たちの疲労度はピークに達している可能性もあるが、ここが踏ん張りどころだ。セレッソは、J1第5節の湘南ベルマーレ戦からここまで、AFCチャンピオンズリーグも含めて9連戦を戦い終えて6勝1分2敗と、選手を入れ替えながらうまく戦い、リーグ戦では結果を残してきた。
ただし、気になるのが先制点を奪われる試合が多いこと。特に顕著なのが、アウェイでの試合だ。今季のリーグ戦では、ここまでアウェイでは5試合全てで先制点を許している。それでも、そこから盛り返して最終的には1勝2分2敗と反発力は見せているのだが、常に苦しい試合展開を余儀なくされていることに変わりはない。「先制すれば勢いにも乗れる」(福満)だけに、試合の入りは意識して変えていきたい。
前節は、苦しみながらも勝点1を獲得した。「そこはプラスに捉えたい」と多くの選手が話したように、勝点が0か1かで気持ち的にも大きな差がある。リーグ戦では6試合ぶりとなるゴールを決めた杉本健勇は、「次はチームを勝たせるゴール」を決めることを誓う。
その杉本と同様、かつて川崎フロンターレで風間八宏監督の指導を受けた田中裕介は、「(負けが込んでも)風間さんがやり方を変えることはない」と断言する。今は、その攻撃的なスタイルをJ1のレベルで浸透させる途上にある名古屋だが、その相手の目を覚まさせてはいけない。試合当日は雨との予報もあるが、セレッソとしてはどんな状況に置かれても油断することなく、攻守に集中力を発揮し、上位を追撃する勝点3を手にしたい一戦となる。
文・小田尚史
ニュース
J1 第12節 名古屋戦|プレビュー:リーグ戦8連敗中の相手だからこそ油断は禁物。攻守に集中力を発揮し、上位追撃の勝点3を手にしたい
2018年5月2日(水)
- タグ:
- 小田尚史
ランキング
ホームタウンレポート3月5日
柿谷曜一朗選手の「新型コロナウイルスの感染拡大防止啓発動画」メイキング読書推進プロジェクト3月3日
大阪市立図書館全館臨時休館に伴う「応援しよう!2020セレッソ大阪」展についてインタビュー1月12日
セレッソ大阪堺レディース
林穂之香【後編】桜なでしこ物語第27回
「いつかきっとお前らの時代が来る」「好きやねんおおさか!好きやねんセレッソ!宣言」キャラバン(50)堺市美原区役所編
続 セレッソ・アイデンティティ12月2日
第25回:康太がいてくれてよかった~藤本選手の引退に寄せて~マイマイ~ほぼ毎日舞洲~クラブハウスから最新情報をお届け♪
オフ・ザ・ピッチの肖像 4月18日
第8回 ADDITIONAL TIME:森島寛晃サポートスタッフ通信