4月24日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 第4節
セレッソ大阪 - ヴィッセル神戸 (19:30KICK OFF/ヤンマー)
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2年ぶりの“奪還”へ向けて臨んでいる今季のJリーグYBCルヴァンカップ。セレッソ大阪は、Cグループの前節、名古屋グランパス戦で今季のルヴァンカップ初勝利を飾り、勝点を4に伸ばした。今節のヴィッセル神戸戦は、「勝てばグループで首位に立てる可能性もある重要な試合」(ロティーナ監督)となる。
ここまで、ルヴァンカップの3試合はいずれもリーグ戦から大きくメンバーを替えて臨んできたセレッソだが、今節もその方向性は継続される見込み。「いまはリーグ戦で勝てていない状況で、ルヴァンカップに出る選手たちは、ここで活躍すれば、リーグ戦にもチャンスが来ることを信じてやっています」と試合に向けて話したのは奥埜博亮だが、これは今節に出場する選手全員に共通した思いであり、この一戦に懸けるモチベーションは高い。
前節の名古屋戦ではキャプテンマークを巻いて2得点を挙げ、チームを勝利に導いた水沼宏太も、「ルヴァンカップに出る選手たちの1試合に懸ける想いは感じている」と話す。その上で、「自分自身、キャプテンマークを巻くことで、普段以上の力が出るような気がしています。前節の勝利がリーグ戦につながらず、悔しさはあるけど、グループステージ突破のためには大きな1勝でした。前節だけではなく、継続していくことが大事です」と続ける。
対戦相手の神戸は、先日、電撃的に監督が交代。フアン マヌエル リージョ監督が契約解除となり、吉田孝行監督が“再任”という形で指揮を執ることになった。
「タカさん(吉田監督)がどういうサッカーをしたいか、という部分はある程度、把握しています」と話すのは、“吉田ヴィッセル”でのプレー経験がある藤田直之。「監督が代わって、選手間の競争意識も高まっていると思う。“ここでアピールしてリーグ戦につなげていこう”という気持ちは絶対にあると思うけど、それはウチも一緒。そういう意欲で負けないようにしたい」と試合に挑む心構えを話す。
神戸とは、リーグ開幕戦、ルヴァンカップの第2節に続き、早くも今季3度目の顔合わせとなるが、過去2度は、いずれも1点を争う競った試合展開となった。この一戦も僅差での決着が予想され、細かい部分での戦いが勝敗を分けそうだ。勝てば、神戸を上回ることができる一戦。グループステージ突破に近づく1勝、そして、連敗中のリーグ戦に弾みを付ける1勝を、是が非でもホームで手にしたい。
文・小田尚史
ニュース
ルヴァンカップ 第4節 神戸戦|プレビュー:勝てば神戸を上回る重要な一戦。試合に懸ける想いを結果につなげたい
2019年4月24日(水)
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