4月26日(日)2015明治安田生命J2リーグ第9節
カマタマーレ讃岐 1-3 セレッソ大阪 (14:04/丸亀/10,447人)
試合写真・コメントなど
試合後の北野誠監督(讃岐)記者会見コメント
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●パウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)
「勝利はどんな時でもうれしいものだが、それ以上にうれしかったことは、選手たちがチームを立て直す強い気持ちを存分に見せてくれたこと。シーズンはまだまだ長い道のりが続くが、今日の試合は確実に一歩前に歩みを進めることができた試合だった。勝負強さという意味ではまだまだもの足りないが、成長過程にあることは示せた。立ち上がりの早い時間帯で得点を重ねたことで、落ち着いて試合をすることができる展開になった。ただし、先ほども話したように、勝点3以上に今日評価したいのは、選手たちの強い覚悟と気持ち。この部分を称えたい」

Q:楠神順平選手を先発で起用した狙いは?監督の狙いが的中した形になったが?
「彼が期待に応えてくれたということになるが、起用した意図は、彼の調子が良かったというだけではなく、相手を分析した上での起用。相手は非常に堅い守備を誇るチームだけに、まずは相手をいかに横に広げるかという意味で、ディエゴ(フォルラン)と順平を高い位置で、ワイドでプレーするように求めた。その期待に応えてくれた。相手の分析をした中では、縦に速い攻めは難しい、と。なぜなら、相手はゴール前を2つのラインで固めて徹底した守備をしてくる。そこを踏まえた上で、練習してきたことが形になって今日は出せた。選手たち全員を称えたいと思うし、順平を称えたいと思う」

Q:前半にいい形で3点を取った後の戦い方はどう感じたか?
「後半は前半と同じようにはいかなかった。日々の我々の練習を見ている方はわかると思うが、我々はサイドチェンジを重視している。横に揺さぶりをかけた上で相手の穴を突くこと。それを強く意識してやっているが、後半はもっともっとできたはずだと思う。ただ、大切なことは、選手たちが気持ちの強さを見せてくれたこと。途中から入った選手もしっかりと自分の役割を果たしてくれた。これから連戦を控える上で、非常にいい準備をしてくれていることを示してくれた。途中から入った選手たちも含めて、改めて選手たちを称えたい」