3月26日(土)2016明治安田生命J2リーグ第5節
セレッソ大阪 2-2 ツエーゲン金沢 (16:04/金鳥スタ/11,482人)
試合写真・コメントなど
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●大熊清監督(セレッソ)
「厳しい試合の5試合目ということで、コンディション的に多少疲れというか、そういう選手も出てくるなか、勝ち越しをすることができたのですが…。最後、茂庭(照幸)のイレギュラー(な負傷交代)も含めて、動かざるを得ないなか、時間の使い方とか、最後にうまく3点目(を追加する)というところがなかなか決めきれず、守りのところでも中途半端になってしまったのかなと。枚数は揃っていたのですが、ずるずると後ろも下がりすぎたことで、前のほうも(セレッソの)ゴールから近い位置での守備になってしまって、金沢も『やれる』という気持ちになってしまった。もう少し高い位置で守備をできればよかったのですが、後ろも下がり、下がることによって(前から、相手が持っている)ボールにいけないことで、相手に『まだいける』という気持ちを出させてしまった要因になったと思います。今後、こういうイレギュラー(負傷など)が出たときのメンバーも含めて、しっかりと次につなげるようにしていかなければいけない。
関口(訓充)に関しては、今までいろんな時間帯を救ってくれましたし、PKにつながったファウルについても仕方のないことだったように思います。彼がチームのために次に生かしてくれればいいと思っています。今までと同じことになりますが、勝ちきれなかったが次の試合を我々は初戦のつもりでやっていく。それを1試合1試合やっていくのは変わらない。またリセットして、しっかり次の試合をやっていきたいと思います」

Q:前半に先制してから、かなり押し込まれた要因について。
「別にそこで油断をしていたわけではないと思いますが、パッと(先制点が)入ったことで、向こうのやらなくちゃいけないという気持ちを『受けた』部分と、守備の部分というよりも、(うまく)入れたあと、ボールを握る時間が少なくて、クリアというには小さすぎる、ボールを失いすぎるという時間帯が10分間くらいあった。その時間帯での失点というのが、ベンチでも『もう少しボールを握ることによって、我々のゴールから遠ざければ大丈夫なのに…』と言っている矢先だったので。それは守備と攻撃の連動というところで、攻撃でボールを握るというところがしっかりできなかったというほうが要因なのかなと思います。セットプレーでのマークのずれがあったというのはもちろんなのですが、その前段で十分に防げたのかなというふうに検証しています」 

Q:茂庭選手の状態について。
「肉離れする手前で声をかけてくれた。(状態は)『大丈夫』というふうに言っていました。これ以上やると危ない状態なので、声をかけさせてもらったということで大事には至らないと思います。次の試合が少し空く(4/3<日>vs千葉)ので、体力的なところ、ケガの箇所もリセット(回復)してやってくれるんじゃないかなというふうには、今、思っています」

試合後のセレッソ選手コメント 
試合後の森下仁之監督(金沢)記者会見コメント