4月16日(土)2016明治安田生命J3リーグ第5節
セレッソ大阪U-23 0-0 AC長野パルセイロ (14:00/ヤンマー/1,594人)
試合写真・コメントなど
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●三浦文丈監督(長野)
「天候のせいなのか、少しゲームの入りは、選手の動きが重たいなと感じていました。そうなったときは、とにかく我慢のサッカーを続けながら、状況を見たときにSBのところにスペースがあった。そこにボールを(入れて)揺さぶって起点を作るように、特に左SBの松原のところにスペースがあったので、そこにボールを配球するように前半は指示をしました。そこからいい形でボールを運ぶ状況ができて、前半の30分過ぎくらいからは縦パスが入って何回かゴールを脅かす形がありました。
後半は更に推進力のある菅野を入れて、攻めに出ようということを伝えて、実際にいい形でゴール前に入れていたと思う。ただああいうシーンで(夛田凌輔が)退場してしまって、10人になってから[4-4-1]にシステムを変えて、失点しないことを念頭に置いて守備を構築した。チャンスがあったらカウンターを仕掛けるし、その中で(190センチの)渡辺がいるので、CKやファウルを貰って、セットプレーから得点できればプラン通りだった。そこはなかなかうまくいかず、でも結果的にアウェイで勝点1という最低限の仕事は出来たと思っている。選手たちが最後まで集中して頑張ってくれたし、この先大きな意味を持つ勝点1になると思います」

Q:第5節にして初めてU-23との対戦だったが、どんなことについて気を付けて戦うように選手に伝えたのか?
「(相手が)U-23だからと言うよりも、セレッソさんのサッカーが、大熊さんのスタイルなのかアグレッシブに来るので、そこを受けて立ってはダメだよと。前線からかなりプレッシャーを掛けてくるので、当然(セレッソの)DFラインが高くなる。システムを(前節の[3-4-3]から)[4-4-2]に変えて、攻撃では2トップがサイドに流れて起点になるような指示をしました。(相手のプレスが)前線から来ることを予想して、セレッソさんのサッカーに対してこう攻めようよ、こう守備をしようよと伝えました」

Q:試合の入りから[4-4-2]の布陣で戦うことは初めてだったが、その狙いは?
「前回、紅白戦の中で[4-4-2]を何度か試した中で、いい形で攻撃が出来ていた。前節に藤枝とやったときにもシステムを[3-4-3]から[4-4-2]に変えたときにかなり前に圧力がかかって、良い攻撃が出来た。その前節の流れを、大切にしたいなと思って試しました」

Q:64分に夛田凌輔が退場して、1人減ってからの戦いは狙い通りだったということですか?
「そうですね。まずしっかり守って、カウンターやセットプレーから勝機を見出したいというのはあった。ただ守備のところは「0」で抑えて狙い通りだけど、セットプレーやカウンターで1点取るというところは取れなかったところは……狙い通りじゃないですね」

Q:他のチームの結果待ちになるが、勝点1を積み上げて暫定首位に立った。その順位について感想は?
「感想は…特にないです。この後たくさん試合があるので、今順位がどうだということについて、一喜一憂している暇はないですね」