6月12日(日)2016明治安田生命J3リーグ第12節
カターレ富山 2-1 セレッソ大阪U-23 (13:04/富山/3,175人)
試合写真・コメントなど
----------

●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「まず遠くまで駆けつけてくださったサポーターの方に、勝点をプレゼントできなかったことを残念で悔しく思います。
 入りはまあまあよく、幸先よく点を取れましたが、その後すぐ返されて、ちょっと引いてしまいました。マークを剥がされることを怖がって引いてしまいました。あの時間が非常にもったいなかったです。
 後半に関しては相手のパスを意図的に寸断できて、高い位置でプレスを掛けて、ある程度はボールを奪えました。多少、カウンターで危ない場面がありましたが、意図してボールが奪えたところからゴール前まで行った。そのゴール前でのクオリティーをもう少し上げていきたいです。気温が上がってきている中でも、もう少し動きながら主導権を握れるように、鍛えていかないといけないと思っています」

Q:2失点ともサイドからの攻撃でしたが?
「1失点目はキッカーをフリーにさせすぎました。あそこで感じてフリーでボールを上げさせないということと、しっかりとマークに付くということを、自分たちでグラウンドの中で再確認して修正できないといけなかったなと思います。グラウンドの中で気付いて問題解決ができないとダメです。そんなに難しいプレーではなかったと思います。
サイドでボールを動かされるとボールウォッチャーになってしまうので、その時に捕まえ切れなかったことが失点の原因です。ただ、ボールホルダーに対してあれだけフリーで上げられると、富山には経験値の高い選手が多いので、失点するのは当然でした。2失点とも我々のミスだと思います」

Q:後半は富山から裏のスペースを狙われていたと思うが?
「我々はプレスを掛けていたので長いボールが出てくるのは当然で、意図的に長いボールを相手に蹴らせたかったというのもあった。多少準備が悪くて危ない場面がありましたけど、あれは我々が意図していることでもあったので、そんなに怖くはなかったです」

Q:あと一歩のところで、ゴールが決まりませんでしたが?
「毎試合、感じるところなんですけど、技術を上げていかなければいけません。結局、そこがなければトップにつながるような選手にならないと思いますので、日々のトレーニングの中で自分自身で気付いて取り組んでいかなければならないと思います」

Q:カターレのディフェンスについて
「スペースを消すのが早くて高さもあって、やはり経験値が高いので、我々の経験値の浅い選手ではそう簡単にはやらせてくれなかったです」

Q:アウェイでなかなか勝てないが?
「アウェイの準備とメンタリティーですね。結局、このゲームに関しても先に点を取ってるんですけども、ああいった隙であっという間に同点にされてしまいました。あの後、もう少しメンタリティーを上げていかないと、ホームチームの雰囲気と勢いに押し込まれてしまうなというのは毎試合感じています。我慢できるような強いメンタリティーを養っていかなければならないと思います。そのメンタリティーと持っている技術を発揮できるような選手を育てていきたいと思っています」