7月31日(日)2016明治安田生命J3リーグ第19節
FC琉球 0-3 セレッソ大阪U-23 (17:00/沖縄県陸/4,565人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「まず、沖縄という遠いところまで応援に来てくださったサポーターの皆さんに勝利をプレゼントすることができて非常にうれしく思います。アウェイでの初勝利だったので、とてもうれしく思っています。
 今日の試合では、相手が琉球ということでボールを持たれるという想定の下で準備をしてきました。最後まで粘り強く守備ができていたかなと。もう少し高い位置でボールを押さえることができれば、もっと良かったかなと思っています。最後も、ボール際までよく選手がやってくれたなと思います。あとはボールを奪った後、何回か良いカウンターはありましたが、もっとボールを大事にできるようクオリティーを上げていきたいです。
 今日はU-23というチームの中にオーバーエイジの選手がフィールドプレーヤーにはいなかった、そういったなかで本当に真価を問われるゲームでした。若い選手たちの頑張りを、非常にうれしく思っていますし、成長している姿を見て手応えを少し感じました。

 最後になりますが、27日に秀島弘寮長がお亡くなりになりました。秀島寮長は、本当にU-23の選手たちを食事面からも生活面からもかわいがってくださいました。そして、いつも試合の結果、選手の成長を楽しみにしてくださっていまいた。今日は、本当に寮長のためにも勝とうと一致団結して結果を出せたことが大変うれしく思いますし、勝たせてくれた寮長に本当に感謝したいなと思ってます」

Q:アウェイでは、なかなか勝利できていませんでしたが?
「アウェイではリズムが取れるゲームはありましたが、なかなかゴールが決められずに結果を出せないことが続いたんですけれども、今日はよいタイミングで点を取るべき選手が取ってくれて、うれしく思いますし、成長も感じ取れました。長いシーズンの中で当然ながらダメな時期はありますが、このゲームを機に巻き返していきたいと思います。
 さらに今日は選手のモチベーションが高く、我々にもできるんだという気持ち強かったと思います。寮長がその気持ちを助けてくれたんだと思います」

Q:前半に米澤選手が負傷交代したが?
「どの選手が出ても、やることは変わりません。交代出場した選手(中島元彦選手)はU-18所属の選手ですが、U-18ともゲームコンセプトは共有していますのでストレスも感じないでやれたと思います」

Q:守備に力を入れたのでしょうか?
「守備に力を入れたというか、琉球の選手をフリーにさせるとパスワークが多彩ですし、非常に時間を作れるブラジル人選手がいるので、そこをケアしようと試合に入りました。守備的にやろうというわけではなく、いつもよりもう少しプレッシャーを早くして、相手のボールへの距離感を良くしようと試合に送り出しました」