10月1日(土)2016明治安田生命J3リーグ第24節
セレッソ大阪U-23 2-1 藤枝MYFC (14:00/ヤンマー/748人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「まず、今季初の連勝です。ちょっと遅かったのですが、サポーターの後押しもあって連勝できたことを非常にうれしく思いますし、選手の高いモチベーションになるのではないかと思います。
 ゲームの展開としては、前半はうまくコンパクトに保ち相手のショートパスを封じ込めて、決定機も作れて、あそこでもっと決め切って、もう少し優位にゲームを進めたかったなと思います。後半に入って間延びしてしまって、相手のショートパスを受けて、その流れから失点もあったんですけど、途中から西本(雅崇)、庄司(朋乃也)、秋山(大地)が入って、また我々が主導権を握ってサッカーができたことは大きな収穫だと思っています。こういう苦しいゲームで、また自分たちのペースを取り戻して勝てたことは、彼らの成長を感じるゲームになりました。あとは2点を取ったベサルト(アブドゥラヒミ)ですね。非常にいい働きをしてくれて、彼の2得点で勝てたことで彼もまた高いモチベーションになると思いますし、トップチームで今日のようなゴールを決めてもらえたらなと思います」

Q:前半、得点の前に岸本武流選手と沖野将基選手にアドバイスをされていましたが、どのようなアドバイスを送っていたのでしょうか?
「タイミングが早すぎて、逆に自分でスペースを消してしまっていたので、もう少し相手とスペースを見ながらタイミング良く出るように、という話をしました。(得点シーンについては)うまくスペースを使えたなと思います」

Q:ベサルト選手とU-23の選手はなかなか練習で合わせる機会も少ないと思いますが、良さも引き出されていたのでは?
「ベサルトは昨日しかU-23に合流できていないのですが、彼の特長をみんなが理解して、多少守備で問題を抱える場面もあったのですが、それをほかの選手がカバーできるように話をしました。彼は推進力があるので、それを引き出していこうと心掛けて、みんなもよく理解して、ベサルトもよく理解してやってくれたなと感じています」

Q:試合とは直接関係ないのですが、U-17ワールドカップの出場権を勝ち取ったU-16日本代表にセレッソU-18から6選手が選ばれたことについての感想と、AFC U-19選手権に挑む岸本選手と舩木翔選手 にエールをお願いします。
「U-16日本代表で、(セレッソU-18から選出の)多くの選手が過酷で厳しい予選を勝ち上がっていけたという大きな経験を積めたことは、クラブにとって大きな財産になると思います。また、彼らの存在が今のU-23チームへのプレッシャーにもなっています。何年後かには間違いなくU-23に上がってきますので、いい刺激になっていると思います。
 U-19日本代表に招集された2人に関しては、自分自身も予選を経験したことがあるのですが、U-16とはまた違った厳しさがあります。その戦いに打ち勝って、U-20ワールドカップの出場権をぜひ勝ち取ってほしいと思います。(岸本)武流はU-23で活躍していますし、間違いなくU-23での経験が生きると思っていますので、自信を持って予選に挑んでほしいなと思います」