6月3日(土)2017明治安田生命J3リーグ第11節
セレッソ大阪U-23 1-2 FC琉球 (14:03/金鳥スタ/762人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「見ているお客さんもフラストレーションが溜まるようなゲームになってしまい、反省しています。前半、多少、相手に持たれている時間は長かったんですけど、あそこ(1失点目の場面)でGKに蹴らさずに、ですね。GKから1本のパスでシュートまで持ち込まれてしまったんですけど、ああいう瞬間を作らないところを継続していかないといけない。ああいう隙を作ってしまったことは、まだまだ足りないところだと思います。ゲームの全体としては、2失点目ですね。あそこを取られる前に我々にビッグチャンスもあって、ああいうところでしっかり決めて、自分たちのペースを握れるような展開に持っていかなければ、ゲーム展開としては難しくなる。日頃のトレーニングから改善して、ゴール前でミスを減らさないと、なかなか難しいと思います。多少、暑くなってきたんですけど、もっとピッチの中で、選手たちで声をかけながら集中を切らさずゲームを作っていかなければいけないと思っています。こういうゲームをしないように、しっかりと努力をして、次に向けて準備したいと思います」

Q:U-20W杯から戻ってすぐ先発でのプレーとなった舩木翔選手について。監督の評価はいかがでしょうか
「前に付けるボールは何回かいいボールも見せたんですが、コンディション的にはちょっと重たいかなと。もっと相手のボックスの近くでプレーしてほしかったんですけど、その数がちょっと少なかったかなと。もう少しコンディションが上がってくれば、相手の嫌なところでもう少しプレーできる。逆に言えば、そういう風にしなければ彼の良さが出ないので、その回数を増やしながら、クオリティーを上げていければなと思います」

Q:前半の内容について。相手に攻め込まれる時間が長かったですが、その要因は?
「(相手の)トップ下の選手が(自分たちの)ボランチの後ろに入って、サイドバックが高い位置を取って。特に(自分たちの)右サイドですね、あそこで守備のところでマークを失って、あそこで入り込まれたという部分ですね。あとは、奪った後ですね。これはもう、毎試合同じなんですけど、ボールを取った後の1本、2本目で失ってしまう場面がまだまだ多いので、そういったところを改善していかなければ、押し込まれる展開になってしまいます」

Q:3試合連続で先発した茂木秀選手について。2失点はしてしまいましたが、随所に好セーブも見せていました。試合を積み重ねていく上で成長も感じますか?
「そうですね。今日も決定的なシーンを止めてくれました。高さとスピードもあります。そういったものは、ゲームの中で少しずつ発揮できるようになってきたと思います。まだまだ足りないところもありますけど、あのサイズであれだけ動ける選手は日本人でもいないので、我慢強くゲームを重ねながら、トップにつなげていけたらなと思います」

Q:途中から入った選手たちがゲームの流れを変えたように思いますが、どういった指示を与えましたか?
「(中島)元彦や(喜田)陽(ひなた)は足元の技術が高いので、慌てずに間で受けて、ボールを大事にすることですね。なかなか前にボールを付けることができていなかったので、前を意識してプレーしなさい、ということでピッチに送りました。2人とも非常にいいプレーを随所に見せてくれました。90分を通して、ということも含め、これからもまた、彼らに時間やチャンスを与えていきたいなと思っています」