8月19日(土)2017明治安田生命J1リーグ第23節
ジュビロ磐田 1-1 セレッソ大阪 (18:33/ヤマハ/14,881人)
試合写真・コメントなど
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●名波浩監督(磐田)
「立ち上がりから非常にゴールに向かって行く姿勢と前を選択するパスも、サポートもそうですし、相手を下げさせることを十分にやれたんじゃないかなと。戦前の我々の狙い通りなゲーム展開ができたんじゃないかと思う。
 セレッソは前節までの22試合で2試合しか完封されていないチームなので、やっぱり1点くらいは取られるだろうと。ただ、1点くらいなんともないと。1点取られたとしてもあきらめずに、サボらずに、切らさずにやっていこうと伝えていて、後半も非常に押し込める回数が増えたんじゃないかなと。木本が入って3バック(5バック)になってからは、出てくる回数も減っていたし、(杉本)健勇のヘディングシュートがポストに当たったのがラッキーだった。それもあって我々が非常に前がかりにサッカーができたんじゃないかなと。試合前に2位にいたクラブに対してチャレンジャー精神を持って戦えたんじゃないかなと。
懸念せざるを得ないのは、前半の途中に宮崎智彦がぎっくり腰っぽくなって、腰痛のためハーフタイムに交代。それから荒木大吾が恐らく足首の靭帯を痛めたんじゃないかと思うが、長引きそうなケガをしてしまって。松本昌也も先週の練習試合で負傷したのに続いて、またケガ人が出てしまって、ちょっと我々としてはやりくりが難しくなると思う。いる選手が奮起して、この勝点3ポイントに近い1ポイントを、次節またホームでやれるということで、そこに活かしたい」

Q:同点ゴールの場面、中村俊輔選手のキックの精度について
「キックの『精度』という言葉で言うと、彼以上の選手はいない。ただ、ショートコーナーを選択したこと、緩めのボールを入れたこと。選択肢、ボールの変化というのは世界有数だなと。セットプレーで点を取るのは簡単と言われがちだが、そこに至るまでにどれだけの努力があったかということ」