10月21日(土)2017明治安田生命J1リーグ第30節
セレッソ大阪 2-0 ヴァンフォーレ甲府 (14:03/金鳥スタ/9,438人)
試合写真・コメントなど
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●吉田達磨監督(甲府)
「選手たちはものすごく気持ちが入って、いいプレーを見せてくれたと思います。いつも通り我々のサポーターは力強く、この土砂降りの雨で寒い中でもはるばる来てくださって、最後の最後まで力を与えてくれたと思います。
ただ1点は遠く、反対に簡単に失点をしてしまった。セットプレー、セカンドボールのところで、少しマークが外れてしまった。プレーが小さくなったところでマークが外れてしまった。2本目はPKで、ゴール前のマークが外れてしまった。本当にそれ以外は、僕たちが5位のセレッソと対戦しても、特に10位分の差というのを大きく感じたわけではないです。
 ウチの選手たちは本当に成長を続けていますし、たくましく走るようになっています。今日は苦しいオプションというか、メンバーを少し替えましたが、その中でも自分たちの『今日、何をすべきか』ということを考えながら走ったと思います。今日すべきことの中にクリアをはっきりするということがありました。セレッソはセットプレーでたくさん決めていて、今日の2つのゴールでおそらく19点くらいまでいったと思いますが、彼らの得意としているセットプレーでやられたということは、今後に向けて当然修正しなくてはいけないこと。
 前回もセットプレーで失点し、今回もセットプレーで、その前も、その前も、その前も、その前もセットプレーで失点している。とにかく、何かやり方を変えるとかではなく、絶対にそこでやり抜く、生き抜く、負けないということを、自分たちの中でしっかりやっていきたいなというふうに思っています。
 ただ、これだけの雨の中で、いいサッカーがそこそこできるピッチコンディションを用意していただいた。これは、このスタジアムのすばらしさだと思いますし、Jリーグのすばらしさだと思っています。こういったスタジアムでまだまだ試合がしたいですし、僕たちは自分たちを信じて、ブレたり焦ったりする必要はまったくないと思っています。周りがどう言おうと、誰が何を言おうと、自分たちは自分たちのやることを信じて、残りの4つのhゲームをタフに、今日のようにタフに、今日のような小さなミスを犯さず、今日のように走って、でも今日のようにゴール前で落ち着けないことを少し排除して、この残りの試合、山梨の皆さんとともに戦い続けたいと思います」 

Q:阿部翔平選手をボランチに置く新たな布陣の中、今日の攻撃のプランで監督が描いていたプランをある程度やれたという感じはありますか?
「そうですね。阿部翔平は今日初めてあのポジションになり、残り5試合の緊張感の中、アウェイで、しかも相手が上位のセレッソというところで出ましたが、本当にすばらしかったと思います。アタックだけでなく守備の面でも彼の読みは利いていましたし、特に交代するようなパフォーマンスというわけではなかったのですが、前に勢いを出したくて交代しました。でも本当にすばらしかったと思います」