2月10日(土)FUJI XEROX SUPER CUP
川崎フロンターレ 2-3 セレッソ大阪 (13:35/埼玉/41,803人)
試合写真・コメントなど
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●鬼木達監督(川崎F)
「今年初めての公式戦。昨年のセレッソに対してはリベンジという思いもあり、サポーター、選手ともにそういう思いで挑んでくれたと思います。残念な結果になってしまったというのが正直なところです。
 ゲームのほうは、セレッソとうちでは試合勘というものが少しセレッソのほうがあったのかなということ。あとは単純に、改めてセレッソの力が強いということを感じました。我々も時間とともに徐々に自分たちの持ち味は出せましたが、まだまだ動きの部分、コンビの部分で崩しきれなかったかなという思いがあります。今シーズン1戦目でこういう敗戦になりましたが、またこの敗戦をしっかり受け止めて、課題も多く出ましたし、これをしっかりこの後のゲームにつなげていきたいと思います」

 Q:課題も出たという中で、一番早急に取り組まなければならい課題というのは?
「ボールは持てますが、その後ゴールに向かう部分でコンビネーションのところもそうですが、もっともっと崩しに入る。それを持っていかないといけないということ。もう1つは守備のことろ。3失点を追いかけるという形は、どこが相手でもキツいので。簡単に失点しないというのは、チームとして取り組まなければならいところだと思います」 

 Q:守備のところですが、昨年のフロンターレが安定した戦いをしたベースになってきたところだと思います。今日それが揺らいだというか、忘れている部分もあるのかなと思ったのですが、守備の部分でいちばん失点に繋がったところも含めて、課題だと思われたところはどこでしょうか?
「まずは全員の戻る意識と言いますか、あと粘り強さ。そこのところがどうしてもキャンプから多少気にはなっていたんですが、質の高いチームとやるとそういうところがはっきり出てしまったのが正直なところです。ただ、そこは本当に意識で随分変わると思うので。もう1度意識を持たせる、そこが一番大事になってくるかなと思います」

 Q:後半に2選手を代えて入りましたが、そこのプランは?
「攻撃の力がある2人なので、そこのところでしっかりボールを握ること。あとはゴール前に人をかけるために、(大久保)嘉人 のところもそうですが、ゴールを取るためにストライカーというのが必要なので、そこを意識して。あとは3日後にACLがあるので。いろいろなことを考えながらの戦いになったと思います」

 Q:今季を占う上で、中村憲剛、家長昭博のパフォーマンスを含めて全体的な評価基準として、この試合の内容を見ていいでしょうか?
「当然、これからというところはあります。コンディションのバラつきもありますし、ケガで出遅れた選手もいる中で、それでも公式戦のこういう場をうまく使いながら練習と本チャンとは違う、というところを全員に体感してもらいたかった、というのはあります。ただ、そういう中でもしっかりと勝ちをもぎ取るというのがぼくのスタンスでもあるので。そういう意味では、自分としてはもったいない試合をしたなという思いはあります」

 Q:途中交代した中村憲剛、家長昭博について
「いろいろな選手がそうですが、共存もできますし、あとはコンディションはこれから上がると考えてます」