6月2日(土)2018明治安田生命J3リーグ 第12節
セレッソ大阪U-23 1-1 ガンバ大阪U-23 (14:03/ヤンマー/4,551人)
試合写真・コメントなど
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●大熊裕司監督(セレッソU-23)
「大勢のサポーターに集まっていただいて、非常にうれしく思っていますし、こういう雰囲気を作っていただいて感謝しています。その中で勝ち切れなかったことを非常に残念に思っています。
 タラレバですけど、しっかり決めていれば、我々のゲームになったのかなとは思っています。ただ、いつも同じことを言わないといけないのですが、最後のクオリティーの足りなさは普段の練習から集中してやっていかないといけないと感じています。ここ3試合、常に先制しながら追いつかれて勝ち切れないところは、なにか原因があるということ。しっかり勝ち切ることは大事なことですし、それがすべてだと思います。勝ち切れない原因を選手たちと共有して、クオリティーを上げながら、勝てるゲームをしていきたいと思います」

Q:お話にもありましたが、3試合続けて先制して追いつかれています。特に今節は、前半から良い入りもできて、チャンスも作れていただけに、引き分けという結果にもどかしさも感じられますか?
「狙い通りの崩しの形やクロスなど、最後のところの前段階までは行けているのですが、最後のクオリティーが足りない。足りないからこそ、彼らはまだここにいるのかなと思います。層の厚いトップチームに入って行くためには結果が必要だと思っていますので、そこは選手たちに投げかけながら、もう少しクオリティーを高めていきたいです。
 もう1つ、やはり90分を通してゲームをコントロールしないといけない。今日も、我々が主導権を握ってはいるんですけど、ああいった1つのミスで失点してしまう。前節もそうですが、崩されているわけではないけど、集中力が切れた時に失点していることが続いているので、そういったところも改善していかないといけません」

Q:支配する時間帯が長かった中でのミスからの失点後、押し返せないところも見受けられましたが?
「いつも選手たちとも話していますが、リバウンドメンタリティーは非常に大事です。『失点しました、じゃあその後、どうするんだ』と。グラウンドの中で解決できるようにならないといけません。それは常々話していますが、そこでしっかりリーダーシップを取るとか、言葉を掛けるとか、そういったメンタリティーはまだまだ足りないと思います」