7月28日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第18節
ベガルタ仙台 2-2 セレッソ大阪 (19:03/ユアスタ/14,911人)
試合写真・コメントなど
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●渡邉晋監督(仙台)
「お疲れさまでした。15,000人近いサポーターが、最高の雰囲気を作ってくれました。前回のホームゲームで非常に痛い敗戦をしたあとだったのですが、それにも関わらず今日のような雰囲気を作ってくれたサポーターに、本当に心から感謝しています。そのサポーターに、今日こそはという思いで、勝点3を届けたかったのですけれども、最後にあのような結果になってしまい、今は悔しい思いでいっぱいです。
なんとか、今の自分たちがやれていることとやれていないことをしっかり整理して、この失った勝点というものを次節以降にしっかり取り戻せるように。連戦が続きますから、そこでパワーを持って臨んでいけるように、またチームを盛り立てていきたいと思います」

Q:逆転後にロングボールが多くなったが?
「おそらく、マイク( ハーフナー)が出たことによって、まずはクロスボールに対して、よりターゲットを明確にするということ。実際に、その最後のプレーだけでなくとも、割りと早めにクロスを上げるシーンが目立っていたので、できればもう少し相手陣内に我々が押し込んだ状態でクロスを上げたい、そうすればセレッソも戻ってくれますからカウンターも防げる。そのような中で、逆転ゴールを奪うのが理想でした。
 ただし、やはりそこもどうしても上げるのが早くなってしまって、オープンな展開になっていました。その中でも逆転ゴールを奪えたことで、我々にとっては勝点3というものに近づいたのですけれども、その流れのまま最後のアディショナルタイムを過ごしてしまったな、ということがすべてだと思います。
 決して、ロングボールでなんとかしようぜ、と選手たちが思っていたとは思えません。今まで通り、しっかりと相手陣内で時間を過ごす、そのことがもともとやれる選手たちですから、そこをなにか急に変えたということはないと思います。ただし、我々にとってマイクのようにターゲットになれる選手というのは本当に久しぶりで、もちろん彼の良さというものを生かそうと思えば、どんどんボールを供給するということは、あって然るべきだと思います。ただし、それが最後のところの時間の使い方というところにも、あまりにもプレーを共通させてしまいました。そこは1回プレーを整理させれば大丈夫だと思います。ただし、それを整理するにしても、あまりにも痛い(勝点)マイナス2だったなと思います」