10月20日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第30節
FC東京 0-1 セレッソ大阪 (19:03/味スタ/28,053人)
試合写真・コメントなど
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●長谷川健太監督(FC東京)
「やはり点が取れなかったことが全てだったと思います。まだまだ力が足りないのかなと思っています。引き続き、残り4試合、特にホームでは久しく勝っていないので、ホームで勝利を収められるようにしっかりとトレーニングをしていかないといけないと思っています。
 選手たちはなんとかゴールを奪おうという気持ちで戦ってくれたと思います。ただ結果として、勝利がまだつかめていないことは、まだまだ力をつけなければいけないということ。また選手たちと一緒に日々のトレーニングで、いろいろな解決策を見つけていきたいと思っています」

Q:今後、違う戦術や変化をつけて残り試合を戦う可能性もありますか?
「そうですね、まあ引き続きトレーニングで刺激を入れていかないといけないと思っています。今日は練習試合などでコンディションの良かった(前田)遼一やリンスも悪くなかった。練習で切磋琢磨していくしかありません。システム変更にしても、(高萩)洋次郎を前にして、後ろも2バックのような形で点を取りに行きました。
 失点のところは、森重(真人)もシュートコースに入って、そこに当たったボールがアンラッキーに清武(弘嗣)のところにこぼれてしまった。丹羽(大輝)のプレーはもう少し強く行かないといけなかったですが、その後の対応は、DFが4枚戻ってシュートコースに入りました。悪くない対応でした。少しアンラッキーだったなと。DF陣は何回かシュートを打たれましたが、しっかりコースに入って枠に飛ばさせていません。よくやってくれました。攻撃は、なんとかサイドで室屋(成)が深い位置まで割って、中で合わせられるかどうか(というところ)。PKかどうか微妙なところもありましたが、クロスを合わせられるか(が大事)。太田(宏介)もクロスを入れていますが、ピンポイントで合っていない。そこを詰めていくしかない。永井(謙佑)も、抜け出して最後のところでラストパスやシュートのところで精度を高めてくれないとなかなか点は入らない。それはもう、簡単には解消しませんが、みんなで取り組んでチャンスを作っていかないといけません。やり続けるしかないと思います」

Q:ディエゴ オリヴェイラ選手が1人で打開するも、持ちすぎる場面も見えました。そのあたりについては?
「前節は強引に割って、深い位置からクロスでアシストしています。神戸戦もああいう形で深い位置で何回か取られましたが、リンスの決勝点を演出しました。そこは諸刃の剣。今日も強引に持っていって最後GKに止められたが、あそこで決められればすばらしいゴール。奪われれば持ち過ぎと言われる。そこはFWとして、決めきる、仕事をやりきるというところに持っていくしかない。それができる試合もあれば、今日はやらせてもらえなかった。引き続き、いいコンディションを保ちながら、今日が3本のチャンスなら次は5本と数を多くしていくしかないと思う。ディエゴに『最後のところでパスを出せ』と言えば、彼の魅力は半減する。さらに刺激を入れながらトレーニングしていきたい」