11月10日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第32節
セレッソ大阪 2-1 川崎フロンターレ (14:03/ヤンマー/26,600人)
試合写真・コメントなど
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●鬼木達監督(川崎F)
「まず本当に多くのサポーターがアウェイまで駆けつけてくださった中で、ここで優勝を決められたことは本当にうれしく思っています。もちろん優勝の仕方で言うと、勝って、もしくは引き分けてという形が良かったですけど。ただ本当に(小林)悠も言っていましたけど、1年間の積み重ねがこういう形に身を結んだと思っているので、悔しい思いもありますけど、今日は喜びたいと思っています。
 ゲームのほうは、なかなか難しい展開ではありましたけれども、最後まであきらめることなく戦う姿勢を見せてくれた。またこれをあと2試合、多摩川クラシコとホーム最終戦がありますので、しっかりといい結果でつなげたいと思っています」

Q:ここまで稼いできた勝点が最後に優勝につながったと思います。昨季と違って、上位にいて終盤戦を迎える、ここまで勝点を稼げた理由はどのように感じていますか?
「やはり自分たちから崩れずに、シーズンを通してと言いますか、序盤戦は厳しいゲームがありましたが、そういう勝ったり負けたり引き分けたりという状況でも、自分たちの中から崩れることなく自分たちのサッカーを信じ続けたこと。それが良かったと思います。あとは選手が常に100%で毎日を過ごしている、その成果だと思っています」

Q:今日の試合に関してですが、勝てば優勝という中で、これまでの選手たちと今日の試合とで違いを感じる部分はありましたか? 
「気持ち的なところは本当に入っていましたし、声も出ていました。いつもと変わらなかったと思います。ただ、動きとしては多少硬かったというのはありますし、少し大事にいったかなと。自分たちから声を掛け合っていましたけど、なかなかリズムがつかめなかったというのが実際あったと思います。それでも我慢強く戦っていたので、また切れることなくというか、最後のところは少し修正しなければいけないですが、本当によく戦ってくれたと思います」 

Q:昨季優勝して、他のチームからのマークや包囲網みたいなものがあったと思います。その中で連覇できた一番の要因は?
「1つは、シーズン最初に『マークされる』ということは選手たちに言いましたし、そこへの覚悟を持って戦ってほしいということをずっと伝えていました。
 あともう1つ、やはりいろいろなプレッシャーがありますけれども、今季に関しては優勝というものを自分たちが頭に常々入れて、勝点が離れた中でも本当に意識しながら戦えたこと。それが今日につながったと思います」