11月24日(土)第40回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 2回戦
セレッソ大阪堺レディース 1-0 日テレ・メニーナ (11:00KICK OFF/富山)
試合写真・コメントなど
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●竹花友也監督
「普段(なでしこリーグ1部)は年上の選手と試合をすることが多い中、今日は年下の選手との対戦でしたが、なかなかうまくできず、技術的にも勝るものを見せることができませんでした。
 あとは、決定機のところで決めきることができず、流れが悪いまま進んでしまい、お客さまに自分たちのサッカーを見せることができなかったなというゲームでした」

Q:先制点を決めた宝田選手の持ち味、期待する点について教えてください。
「いろいろなポジションができる選手です。今日は地元ということで、みんなで『絶対勝とう!』とは言っていました。チームは気負い過ぎたのか、シンプルなミスが多かったですが、得点を獲るという(宝田選手の)特長があり、今日も1点獲ってくれました。欲を言えばもっと貪欲に、もっと自分勝手になって点を獲ってくれてもよかったかなと思います。昨年は2部で得点王になりましたし、来季はまた2部ですが、もっともっと点を獲ってアピールし、成長していってほしいです」

Q:点を獲れる、というのはどういう点が優れているのでしょうか?
「能力的に走るのも速いですし、長い距離も走れます。ジャンプ力もあり、右足でも左足でも頭でも点を獲ることができます。いろいろなポジション、GKもできる、そういうところがストロングポイントです。期待していますし、成長してほしいです」

Q:いろいろなポジションができる宝田選手ですが、今日は右サイドで使った意図は?
「最近、前にいると孤立してしまう時間があったり、スイッチが入るのが遅かったりするので。中盤をすることで守備に追われる時間もあるなかで、90分間ずっと攻撃も守備もできるように、あのポジションで起用しました」

Q:宝田選手は今年、U-20日本代表としても活躍しましたが、成長したなと感じるところは?
「チームのなかで、先輩に対してもいい意味で偉そうに言えるようになりました。そういうところは今まであまりなかったですし、あまりしゃべらなかったのですが、世界に行ってもまれて先輩にも物おじせずに言えるようになりました。ゴール前でパスを選択するよりシュートに行くというところも増えて来たかなと思います。ゴール前に置いたらもっと自分勝手にプレーしてくれたら…と思いますし、もっともっと成長してほしいですね、富山のためにもセレッソのためにも(笑)」