3月9日（土）2019明治安田生命J1リーグ 第3節
セレッソ大阪 0－1 サンフレッチェ広島　（16:03/ヤンマー/12,044人）
試合写真・コメントなど
----------

●城福浩監督（広島）
「今日はどうしても勝点３が欲しい状況でした。セレッソとのアウェイ戦ということで難しい試合になるとわかっていましたが、選手が魂を見せてくれたと思います。ここまで来てくれたサポーターと一緒に喜び合う感触は本当に久しぶりだなと思いますし、本当にうれしい瞬間でした。
　ゲームに関しては、自分たちのサッカーをやりながら隙を見せないようにしよう、と。そういう意味では、前半は、特に守備に関してはほとんど自分たちの思惑どおりだったと思います。攻撃は、もう少しチャンスが作れそうな空気がありましたけど、ちょっとスピードアップするところが早かった。もう少しアタッキングサードのところ、相手ゴールの近くまで確実に運べたかなと思います。
　後半は都倉（賢）が入ってきて大きいボールが増えることは予想していたので、その対処も含めて守備に関しては本当によくやってくれたと思います。相手陣で時間を費やす、あるいは相手が前がかりになってきたところで追加点を取るのは次への課題だなと思いますが、とにもかくにも全員で勝点３をもぎ取ったという意味では、いまの我々に必要な勝ち方だったなと思います」 

Q：Ｊ１での経験が少ない選手もいる中で、今日の勝点３が彼らにどんなメッセージとして伝わればいいと思っていますか？
「途中出場の選手も含めて、今年初めてＪリーグの試合に出た選手、久しぶりに出た選手もいますけど、我々は総力戦でやるんだと。ACLもあるハードなスケジュールを全員で戦っていく中で、勝点を積み上げていくと。その経験が、シーズン終盤になって連続して勝点３を積み上げていけるチームになっていくと思いますし、いまはチームを作っている最中だと思っています。勝点を積み上げながらやっていかないとネガティブな面も出てくるし、非常に苦しい状況になりますけど、勝点を積み上げながら、総力戦だということをみんなが感じながらやることが、このチームを底上げしていくためには一番、重要かなと思っています」