3月17日(日)2019明治安田生命J1リーグ 第4節
セレッソ大阪 1-2 浦和レッズ (15:03/ヤンマー/21,022人)
試合写真・コメントなど
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●オズワルド オリヴェイラ監督(浦和)
「予想通りの試合になりました。非常に難しい試合でした。セレッソにはすべてのポジションに質の高い選手がそろっていて、いいチームだと思います。そのチーム相手に持ちこたえるためには、私たちも頑張らないといけないとわかっていました。
 そして、水曜日のアウェイゲーム(ACL・北京戦)から選手たちが学んだことが見えました。レベルの高いチームとアウェイで対戦し、同じように持ちこたえる姿がありました。そうして、難しいアウェイ3連戦を乗り越えられた。セレッソは水曜日に選手を少し入れ替えて戦っていて、少し休めている上で戦っていた。その相手に勝てたことについて、選手たちを称えたいと思います。
 1つ、重要なことをここで話したいと思います。それは、興梠慎三の仲間意識です。彼がチームに貢献する姿です。北京では途中から[5-4-1]に変えましたが、彼は中盤に戻って守備をしてくれた。今日はチームの中で重要な選手の1人にもかかわらず、(杉本)健勇にPKを譲りました。この1点が、チームにとって非常に重要だとわかって譲ったのだと思います。そんな彼がプロ入りした12年前から私は関わることができて、うれしいです」

Q:得点した杉本健勇選手について。「今日出るとしたら、彼の実力だ」という話もありましたが、古巣戦ということも気持ちにありましたか?
「健勇がセレッソで長年プレーしたことは事実です。そのことはわかっていましたが、(起用にあたっては)精神的に不安定にならないかどうかを考えていました。長年いたチームに対して出るときに、精神的に不安定になることがあります。ただ彼は北京でいいプレーをしていました。今日は相手がバルセロナでも使っていました」

Q:交代カードで使った山中亮輔選手、マルティノス選手が逆転につながるプレーをしたが?
「練習でも左サイドで山中とマルティノスは絡んでいますし、スピード、パス、クロスを持っている選手です。彼らを同じサイドで入れれば、形ができると期待しました。それが勝利につながると期待しました。得点は右からのボールで生まれました。それは山中の精度の高いFKでしたし、右からのサイドチェンジを受けたマルティノスのドリブルが得点につながりました」