5月4日(土・祝)2019明治安田生命J1リーグ 第10節
松本山雅FC 0-2 セレッソ大阪 (14:03/サンアル/18,397人)
試合写真・コメントなど
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●反町康治監督(松本)
「前半がすべてだったかなと思っています。ゲームプランとは全く違う形になってしまったので、それがゲームにかなり大きく響いたと思います。後半は修正して良くなりましたけど、後半の最初から20分くらいですかね。その良いリズムのときに1つ取りたかった。その時間を越えて、少し持っていかれて、最終的には非常に悔しいというか残念というか、自分たちで苦しいゲームにしてしまったと思います。この前のゲームもそうですけど、試合をするごとに収穫も反省点もあります。この反省点を次に生かさないといけないですし、週中には公式戦がありますので、その準備を兼ねてやっていきたいと思います」 

Q:永井龍の先発起用など意図もあったと思うが、ゲームプランとは全く違う形になってしまった要因としては?
「この前のFC東京戦を受けて、全体的に体重が後ろにいっている部分があった。我々の良さをもう1回…という話をするなかで、永井からのスタートのディフェンスをしっかりしたかったというのは正直あると思います。前線でいろいろなことをできるという意味では、永井は結構できますからね。なんですけども、我々が中途半端なポジショニングになり、セレッソは明らかなポジションニングを取っていたんですが、それに合わせることができずにリスペクトしすぎたというのは正直あります。
 あの失点も必然といえば必然かなと思います。逆に言うと1失点で前半を抑えられたのは良かったのかもしれませんし、向こうは最後の15分で6失点しているという今までの経緯を考えると、後半はもう1回しっかりしたところからボールを奪う、または攻撃に繋げたかった。前線の収まりという意味でも向こうのほうが少し上だったかなとは思うんですけど、向こうは逃げる手を持っていて、前線からプレッシャーをかければ長いボールで逃げて(前線に)納めさせる。ロティーナさんは東京Vの時からそうだったので、十分わかっていた。ボランチは大変だったかもしれません。それで逃げられて、守備のリズムを作れなかったことは否めないと思います。それでも我々はやっていかないといけないので、そういうリスクを負いながらも後ろの3人が我慢強くやれればよかったんですが、ちょっと我慢できなかったですね」