5月22日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 第6節
セレッソ大阪 2-0 大分トリニータ (19:03/ヤンマー/6,237人)
試合写真・コメントなど
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●ロティーナ監督(セレッソ)
「ある程度、予想していたことが起こった試合でした。大分はプレーがうまいチームで、プレッシャーをかけるのが難しい相手です。前からのプレスがうまくハマった時間帯もありましたが、プレスを壊されて、そこから攻められることもありました。ただし、それでもリトリートできて、ゴール前の守備は安定していました。チャンスも多く作れたと思います。もっと決めるチャンスもありましたが、ソウザのFKとハーフウェーラインからのすばらしいシュートが決まって、勝利を収めることができました。プレーオフステージに進出することができたことで、リーグ戦でプレーする機会が少ない選手たちがまたプレーする機会を得たことは、とてもいいニュースだと思います」 

Q:ここ数試合、リーグ戦では先発から遠ざかっているソウザ選手ですが、今節の内容も含め、彼の今の状態をどう考えていますか?
「ソウザのポテンシャルの高さは全員がわかっています。特に球際において、攻守両面の、ほぼすべての戦いに勝つことができる選手です。確かに最近はリーグ戦ではあまりプレーできていませんが、チームの中でどういうふうに彼を生かすか、彼を生かせる場所はどこか、探りながら、チームとともに成長している段階です。リーグ戦でプレーしていない選手が一番やるべきことは、こういう試合で、『自分がここにいるんだぞ』ということを示すこと。その意味で、今日のソウザはすばらしかったと思います。ゴール以外でもすばらしいプレーをしたと思いますし、他の選手にとっても、いい模範になっていると思います」

Q:今季のルヴァンカップのグループステージは、初戦の逆転負けから始まりましたが、そこから3勝2分で首位通過を決めました。そういった結果以外にも、内容も収穫があったと思いますが、グループステージを総括すると?
「カップ戦をうまく活用することができたと思います。リーグ戦ではプレー機会の少ない選手たちがプレーしましたが、カップ戦という機会を利用して、チーム全体が成長できたと思います。ここからはトーナメント方式に入っていきますが、選手にとっても観客の皆さんにとっても、よりワクワクする戦いが待っていると思います。というのは、トーナメントというのは一発勝負で魅力的な試合になる可能性が高いからです」