5月25日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第13節
セレッソ大阪 1-0 FC東京 (15:03/ヤンマー/24,624人)
試合写真・コメントなど
----------

●ロティーナ監督(セレッソ)
「難しい試合でした。守備が良く、チャンスを作るのが難しいチームとの試合でした。ゲームを支配しているように見えても、常にカウンターの危機はあって、スピードのある、クオリティーのある選手たちがカウンターを狙っている、と。ボールを持った時のポジショニングを徹底して、相手のカウンターを気にしながら、攻撃しました。守備の部分は1試合を通して良かったと思いますし、攻撃の部分でも、特に後半、いいボールの動かし方ができて、相手のエリアに入っていくことができたと思っています。相手もチャンスを作り、右サイドで1回、アディショナルタイムに1回、チャンスを作りました。ただ、勝利に満足していますし、勝利だけではなく、チームの戦う姿勢にも満足しています」

Q:FC東京には、注目されている久保建英選手がいました。彼に対する意識があって、そこに対しての戦術は取りましたか?

「それは違います。相手選手1人によって、我々のシステムや戦い方のプランが変わることは、あまりないです。システムやプレーする選手は、2つのことによって決まります。1つは、相手チームがどのようにプレーしているか。それ以上に気を遣っているのは、我々の選手たちの力をどのように出せるか、ということ。そこが、決断の大きなウェイトを占めています」

Q:奥埜博亮選手を前で起用した理由について。先ほどのお話にもあったように、カウンターを受けないために、キープ力のある選手を使って、前でボールを持って欲しかったのか。言える範囲でお願いします。

「カウンター対策だけではなく、レアンドロ(デサバト)とナオ(藤田直之)がディフェンスラインの前で、ダブルボランチでプレーすることで、パスコースを狭めることができます。もちろん、FWの選手たちもディフェンスで大きく貢献してくれていますし、オク(奥埜)の貢献度も高い。もう1つは、おっしゃるように、ビルドアップの部分で、ボールをキープして、ボールを回すことができる。それだけではなくて、相手のエリアに入っていける、深さを持ってプレーできる。そういうことを期待して、オクを前に置きました」