6月1日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第14節
サガン鳥栖 0-1 セレッソ大阪 (16:03/駅スタ/12,083人)
試合写真・コメントなど
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●金明輝監督(鳥栖)
「セレッソさんにある程度僕らの出方、プレッシングに対しての外し方を研究されていた部分があったので、少しずつ時間とともに対応できていたんですけど、その反面、ラインを前半のうちはズルズル下げちゃったので、そこをうまく使われた印象です。失点シーンなどは相手のやりたいことをしっかりされたなと思います。

自分たち主導でやっていくというとことで、僕も相手の良さを消しに行くところに変わりはなかったんですけども、自分たちの力を信じてやった結果が今のこの形なので、そこはネガティブには捉えていません。やろうとしていることは明確に見ている人に伝わっていると思うので、あとは質。ゴール前の質、クロスの質、クロスに対しての入り。

あとはボールを奪うところで奪えないとか、セレッソさんの個人の質の高さにやはり僕らの選手たちはもっとトレーニングからしっかりと対応するべく、質を上げてかないと本当にタフな守備をしてボールを奪うとか、そういったところに立ち返って原点からやっていかないと。奪いたいところで奪えなかったのは体力がボディブローのように効いて最後はちょっと出ていけなかったのかなと思います。そういった意味ではネガティブですけど、チームとして選手たちが同じ方向を向いてやろうとしていることに関してはポジティブに捉えてやっています」

Q:前線からプレッシングが効果的なところもありましたが、失点シーンでは前がかりになった感じでしたが。

「そうですね、見てのとおりだと思います。前がかりになったところをサイドMFが出てきたところをワンタッチでフリックして、ボランチが出てきたところをワンタッチでフリックしてCBの前で受けられて、高い位置をとってという、セレッソさんが狙っていた形をモロに受けたなと思います。当然、僕に至らないところがあったと思いますし、防げた失点だったと思います。想定内の中でもラインをコンパクトにというところは選手たちが試合の中で上げきれなかった部分は、どこかに問題が生じたと思うのでそういったところは修正していきたいなと思います」

Q:左サイドが抑えられた分、右からチャンスを作ることが多かったが、攻撃のバリエーションに関しては?

「相手が警戒してくるとわかっていたなかでも十分に左サイドを攻略できていた部分が後半も含めてあったので、そこは僕たちは強みとして持っています。ただ、逆サイドのところで、こっちに人数がいれば逆サイドが薄くなってくるのは狙いでもありましたし、そのための選手起用でもありました。結果、得点に至らなかったところでは、もっともっとチームとしてトレーニングで積み上げて、点が入るべくやっていきたいと思います」

Q:途中交代した豊田選手の状態は?

「どうですかね?見てみないとわからないので。本人から(プレー続行が)少し難しいということだったので交代に至ったということです。その後は聞いていません。検査もしないといけないのか、捻挫なのかわからないですけど、なかなか自分から(できないと)言う選手ではないので、経過を見てやっていきたいと思います」