7月10日(水)第99回天皇杯 2回戦
セレッソ大阪 3-1 アルテリーヴォ和歌山 (19:03/ヤンマー/3,455人)
試合写真・コメントなど
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●ロティーナ監督(セレッソ)
「前半、試合を支配して、チャンスを作って、相手にもチャンスを与えず、ディフェンス面でも問題なく、1点リードで折り返すことができました。後半も同じような展開だったのですが、和歌山はチャンスを生かして同点に追いつきました。90分の中で終わらせるためのチャンスは作ったのですが、それを決め切れられずに、延長戦に入りました。延長戦も同じような展開だったのですが、ヤマ(山下達也)が決めて、落ち着いて試合を進めることができました。
 2回戦を突破できたことに満足しています。というのも、やはり、下のカテゴリーのチームとやる時は難しい。魂を持って戦ってくる、そこでサプライズも起こりやすい。その中で突破できたことに満足しています。ただし、土曜日のJ1リーグ戦(vs名古屋@ヤンマー)に向けて、木本、奥埜、瀬古といった選手たちが回復できるか、そこは少し心配です」

Q:試合前、「若手が公式戦でどういったプレーができるか見たい」という話もありましたが、山田寛人選手、安藤瑞季選手、西本雅崇選手の今日のプレーぶりはどう映りましたか?
「今日出た選手たちは、基本的にいいプレーをしたと思います。彼らのことは、よく知っています。というのは、U-23の試合も見ていますし、彼らを何回かトップチームの練習にも呼んでいるからです。彼らが試合に出ることは、彼らにとってもいいことですし、U-23の選手たちにとっても、モチベーションになると思います」

Q:なかなかネットを揺らすことができなかったのは、フィニッシュ自体の問題だったのか、チャンスの作り方の問題だったのか?
「両方だと思います。サッカーで一番重要なのはゴールであって、そのゴールの可能性を高める方法は2つあります。
1つは、よりチャンスを作る、より得点機会を得られるようにチャンスの数を増やすこと。
もう1つは、ゴールを決める選手が必要だということ。たとえば、あまりいいプレーができていなくても、ゴールを決める選手は必要だと思います」