9月18日(水)第99回天皇杯 4回戦
サガン鳥栖 4-2 セレッソ大阪 (19:03/駅スタ/4,697人)
試合写真・コメントなど
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●金明輝監督(鳥栖)
「勝てて良かったなということと、得点力・決定力という意味では今までほぼほぼ無得点という試合はなかったんですけれども、先週(リーグ戦前節のガンバ大阪戦)は無得点で痛いゲームを落とした。そこがあったからこそ、今回の4得点があったんじゃないかなと思います。選手たちが自発的にシュート練習に取り組んだり、クロスの練習にしても質を上げるための働きかけをしてくれたり、そういった部分は本当に良くなってきました。
G大阪戦を含めて、今日もそうですけど、シュート数は相手と同じかそれ以上打っていると思うので、シュートはたくさん打っているので、あとは入れるだけというところまで持ってこられている。
 失点のところは、ロングスロー、セットプレーで2つやられました。当然修正しないといけないですが、ただ相手よりたくさんゴールを取る、見ている人たちが沸く瞬間をたくさん増やすことを僕はしたい。そういった部分は継続しながら、失点数を減らすことに取り組んでいきたいと思います。
 選手たちが頑張ってくれて、狙っていたプレー、準備してきたことを、前半、特に最初から出せたと思います。リードしてから、後半立ち上がりに入れられるのではなく、もう少しリードしている状況を増やせれば、もう1点取れてもっともっとうまく(試合を)運べたかなと思います。
 また次に向かって修正していければと思います。ミッドウィークですけれども、たくさんのサポーターが来てくれて、本当に後押ししてくれて、ホームでできたアドバンテージをしっかりと生かせたと思います。次のリーグ戦につなげていきたいと思います」

Q:堅守のセレッソ大阪から4点を取っての勝利でしたが?
「選手たちが日頃の練習からトライしてくれて、少しずつ少しずつですけれども形になりつつある。そこは継続しながら、最後の攻撃の質だったり崩しのところ、クロスの質、ゴール前に入って行く勇気とかは評価したいと思います」

Q:リーグ戦前節・G大阪から修正したところは?
「先発メンバーをG大阪戦から5人代えたんですけど、その5人が想定以上の働きをしてくれたなと思っています。前節に先発したメンバーがどうというのではなくて、あの負け方は次の試合に向かうにあたってメンタル的に難しいと思うんですよ。そういった部分を、次の日から選手たちが『必ず次の天皇杯は勝とう』と一丸となって(やってくれました)。
 試合に出たメンバー11人プラス(交代の)3人、それ以外の試合に出ていないメンバーもチームのために働きかけをしてくれたので、チーム一丸となって戦った結果だと思います」