9月28日(土)2019明治安田生命J1リーグ 第27節
セレッソ大阪 3-1 ガンバ大阪 (14:06/ヤンマー/36,990人)
試合写真・コメントなど
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●ロティーナ監督(セレッソ)
「まず始めに言いたいのは、観客の皆さんに勝利を届けることができて、とても満足しているということです。大阪ダービーのリーグ戦では長年勝てていない状況が続いていた、と。そういう状況で勝てて、観客の皆さんの喜ぶ顔を見ることができて、とてもうれしく思います。我々にとって、満足する試合になりました。
 試合内容を振り返ると、まず2点を早い時間帯に決めることができました。そこからいい守備はできていたのですが、攻撃の局面では相手がいいプレッシャーをかけていたのか、我々は簡単にボールを失い過ぎていました。攻撃は満足できる内容ではありませんでした。その時間帯は彼らがゲームを支配したのですが、我々も良い守備ができてチャンスを作らせなかった。
 後半は、攻撃の局面が良くなって、よりボールを持って、忍耐強くボールを回すことができました。序盤にチャンスを作り、その後にゴールも決めることができました。3-0になったあとは、彼らが支配する時間帯も我々が支配する時間帯もあったのですが、集中力を保って戦うことができました。順位としては相手は下位に沈んでいますが、とても強敵だと感じていました。そういう相手に勝てたことに満足していますし、観客の皆さんを満足させることができたという意味でも、とても満足しています」

Q:得点シーンも含め、柿谷曜一朗選手と丸橋祐介選手の左サイドから効果的に崩せていたシーンが多かったと思います。ある程度、狙いとして試合に臨んだのか?
「特にどちらかのサイドに偏って攻撃しようという意図はなく、中や外、空いているところから攻撃しようという意図で臨みました。その中で、曜一朗がいいプレーをしていたので、ゴールやチャンスが生まれたのだと思います。(前々節の)川崎フロンターレ戦のあとにも言いましたが、彼は今、サイドハーフ、ウィングというポジションに適応している段階です。我々の強い要求に適応しています。守備面でも攻撃の局面でも適応しつつあります。彼のフィジカルコンディションというのは、我々が要求するプレーに適応するのに十分な能力を持っていると思います。試合を重ねるごとに、より自信を持ってプレーしているように見えますし、それはチームにとって良い知らせです」

Q:レアンドロ デサバト選手がメンバーから外れ、ソウザ選手を起用されました。デサバト選手はアクシデントだったのか、それとも、戦術的な狙いだったのか?
「昨日、アクシデントがありました。またメディカルから報告があると思いますが、ここから何試合か離脱することになると思います。代わりにソウザが出たのですが、彼もまた、誰もが認めるポテンシャルの持ち主です。チームのやり方にも適応しつつあります。そういった選手が控えていて、代わりに出たときにチームに貢献できたということは、これもまたチームにとっては良い知らせです」

Q:「前半、2点を取ったあと、よく守れていた」というお話でしたが、ガンバの攻撃を外に追い出すような守備は、ガンバの攻撃を事前にスカウティングしていた成果でしょうか?ある程度、ガンバの攻撃も予想されていましたか? 
「特に相手がガンバだからというわけではなく、常に相手をよく知ることは必要なことです。どのように攻撃をしてくるのか、どのように守備をしてくるのか、どこに強みがあるのか、どこに弱みがあるのか、いつもと同じように分析していました。ただ、分析することは簡単なことなのですが、難しいのはそれを実践すること。実践した選手たちはすばらしいと思います」