11月16日(土)2019プレナスなでしこリーグ1部・2部入替戦第2節
AC長野パルセイロ・レディース 1-1 セレッソ大阪堺レディース (13:00KICK OFF/長野U)
試合写真・コメントなど
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●岡本三代監督
「(昇格を決めた心境は)ホッとしています。第1節でアウェイゴールを取られていないので、1-1、2-2ならかなり有利な状況になるというのを理解させて、相手に点を取られても追いつけばいいということで、気持ち的な余裕は選手たちにあったと思います。

(前半早い時間にCBの筒井梨香選手が負傷交代したが)リーグ戦でも松本奈己、田畑晴菜は出場していたものの、コンビでやり込んだということはなかったのですが、ここまできたら最後は絶対やられたくないという気持ちで頑張ったと思います。

(後半頭から百濃実結香選手を投入するなど、交代のカードは早かったが)メッセージを込めて百濃を入れたので、選手たちも彼女を使ってということでやってくれました。(得点のアシストは)百濃がよくやってくれました。

(ゴールを決めた林穂之香選手について)普段の取り組みからまじめに真摯にやっている選手なので、そういう取り組みが、必ず林のところに(チャンスとなって)返ってくるというか、リーグカップ決勝もそう(決勝ゴールを含む2得点)だったのですが、エネルギーを本人が持っているのだと思います。いつもやっている選手にちゃんと返ってくるのだな、と感じました。

(1-1から残り15分ぐらいありましたが)追加点を取りに行ってやられる、ということと1-1でいいという考えが分かれないように試合前にもハーフタイムにも話をしてあったので、1-1で行ける、耐えるということはわかっていたと思います。

(GK石田心菜選手も頑張っていました)今シーズン途中から出ていて、年代別の代表に選ばれてもおかしくないぐらいの選手だと思います。

(今シーズン、序盤は苦しかった?)去年の負けメンタルというか、1失点するとなかなか気持ちが戻ってこないというか、ネガティブになってしまっていたところから、カップ戦が間にはさまって、少しずつ勝つメンタリティを思い出したかなと思います。

(けが人が続いたが)どの選手が出ても本当に能力があるというか、たまたま今まで出ていた選手がけがをしたときに、入ってきた選手も普通にできる、そういう意味で今ままであまり機会がなかった選手が試合に出て結果を残したというのは、今年はすごく選手たちにも自信になったと思います。今まで出ていた選手も刺激になったかと思います。

(来季の1部に向けて)プロ化されるという発表があったなか、オリンピック、ワールドカップのことも考えると、そういう(1部の)強度でやっておかないと、世界で戦うことやプロ化されたときにも力でプロを目指すということが出来ないと思うので、1部の強度の中でしっかり試合を積み重ねていかないといけないと思います」