7月4日(土)2015明治安田生命J2リーグ第21節
セレッソ大阪 0-0 大分トリニータ (19:04/金鳥スタ/8,946人)
試合写真・コメントなど
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●長谷川アーリアジャスール選手(セレッソ)
「雨にもかかわらず、たくさんのファン・サポーターが来てくれて、試合は勝てなかったのですが、この1年半のいろんな思いをすごく感じながらプレーできました。結果という形で恩返ししたかったのですが、それは僕はもうできないので、セレッソに残ってくれるみんながやってくれると思います。ファン・サポーターの皆さんは(チームを)信じて応援してもらいたいなと思います。
(Q:試合前から飾られていた横断幕をはじめ、声援を送ってくれたセレッソサポーターへの思いは?)

東京から来た僕をこんなに温かく迎えてくれて、曲(チャント)も作ってもらったり、苦しいときにも応援してくれているのは選手の耳にも届いています。そういう意味では、J1に昇格して海外に行きたいという思いは強かったですが、いろんなところで言っているように自分の小さい頃からの夢だったので、僕は向こうで本当に頑張って、スペインの地からセレッソを応援したいなと素直に思います。
(Q:セレッソに来て、プレーの幅として、広がったところもあるのでは?)
そうですね。地道ではあるかもしれないですが、横浜F・マリノスからプロでスタートして、FC東京を経てセレッソに来て、いいときも悪いときもたくさんの経験をしました。年齢的にも、もう27になる歳ですから、いろんな経験だったり、もちろん先輩方のいろんな話や自分が後輩を教える立場などを考えたら、本当にいろんな経験ができていると思う。その経験を本当に活かさなければいけないですし、これからまた新たな挑戦という意味では、フレッシュな気持ちで向こうに行って戦いたいなと思います」

●山口蛍選手(セレッソ)
「(Q:長谷川アーリアジャスール選手がいなくなることは、チームにとって手痛いところもあるのでは?)
バランスも見てくれていたし、気の利く選手でもあった。俺個人としても一番、プレーもお互いをわかり合っていたと思うので、そういうところでも少し残念な部分はあります。でも、いないものはしょうがない。これからうまくやっていかなダメですし、これからまた連戦になってくるので、そんな下を向いていてもダメだし。負けなかったことはよかったと思うので。
(Q:前半戦を終えての感想は?)
一時期のことを考えると、うまく折り返してこれたなと。監督も、しっかり挽回していくということを常々言っていたから。できれば、今日勝って3連勝で終わるのが一番よかったと思いますが、まだまだこれから上を狙っていける順位でもあると思うので、あと半分、しっかり結果にこだわってやっていきたいと思います。
(Q:この先、J1自動昇格圏内に入るために大事にしていくべきことは?)
やっぱり、負けないということが大事やと思います。失点ゼロで終われば、試合の最後で1-0で勝つこともある。押されている展開であっても、0-0で終われば次につながると思うし。勝点1でもいいから、しっかり加えていくことが大事になると思います」

●田代有三選手(セレッソ)
「前半、チャンスがあったし、もうちょっと落ち着いてやれば得点できるチャンスがあった。その結果引き分けで終わったし、責任を感じています。
(Q:これから合わせていくところもあるかと思うが、試合が続くなかで手応えもあったのでは?)
やっていくうちに、どんどんよくはなると思うのですが、公式戦なのでそんなこと言っていられない。もし次にチャンスがあれば、結果を求めてやっていくだけです。
(Q:体力的な部分については?)
後半ちょっと疲れましたが思ったよりは動けたので、もうちょっと出て行くことで試合の体力も付くと思う。連戦なのでしっかり休んで、いい準備をしたい」

●丸橋祐介選手(セレッソ)
「前半は簡単にボールを失う場面が多かったのですが、後半に入っていい形でシュートまで行けたので、あとは最後決めるところ(が課題)だと思います。
(Q:最初から4-4-2のフォーメーションで臨んで、感じた課題とは?)
もっと前半からつなげたかなと思いました。結構、(田代)有三さんを意識しすぎてロングボールも多くなったりしたので、そこは修正したいです。
(Q:セレッソでのラストゲームとなった長谷川アーリアジャスール選手について)
本当に技術の高い選手で、何度もチームを助けてくれたし、とてもいい選手。海外に行っても活躍できると信じているし、頑張ってほしいです。寂しい思いもありますが、こういう世界ですし、これからも応援したいと思います」

試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント 
試合後の両チーム選手コメント