11月8日(日)2015明治安田生命J2リーグ第40節
ツエーゲン金沢 3-0 セレッソ大阪 (13:03/石川西部/7,418人)
試合写真・コメントなど
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●橋本英郎選手      
「相手が守ってきたなかで、前半はある程度押し込んだけど、自分たちにもう一つ怖さがなかった。崩し切れなかった。ポジションを入れ替えたり、いろいろ工夫はしているけど、なかなか攻撃の連動性が出なかった。守備になった時も、いい形でアプローチに行けなかった。改善する点はいっぱいある。何からというのは、チーム全体で話していくことになると思う。

(Q:試合前「ただ回すだけにならないように」とも話していたが、試合のなかで崩し切れるようイメージはあまりなかったか?
連動して攻めることができると可能性も感じることができるけど、なかなかその形に持っていけなかった。自分たちがボールを持っても、点が取れるかどうかわからないような攻撃になっている。これは決めないといけない、という決定機もあまりなかった。チャレンジする気持ちが大事で、それが前に出ないと、相手が守りやすいところに転がっていく。

(Q:J1昇格プレーオフに向けて、心配になるような敗戦となったが?)
 ここ最近勝っていなくて今日の結果だったので、一番下まで落ち込んだような気がする。今度また逆転の発想になれればいいと思う。ただ、簡単に切り替えるのではなく、勝てない原因はいろいろあるので、それをちゃんと見つめる必要はあると思う。切り替えて、次に頑張ろうという感じで、何も問題がなかったかのように振る舞っても、プレーオフになればその問題点は出てくる可能性はある。その辺をみんなの中で理解して、整理をして、次の試合できっちりやらないといけない」

●山下達也選手 
「前半、ああいう形で失点しまったけど、それ以外に怖いシーンはあまりなかったと思う。落ち着いて支配はしていたと思うので、後半も継続してやるべきだったけど、後半の立ち上がりにミスが続いてしまった。

(Q:他会場の結果、5位以上は決定した。ここからリーグ戦の2試合をどう戦っていくか?)
まず、チームとしてさらにまとまっていかないといけない。一人ひとりが今日の結果を自分の責任でやられたという気持ちで次の準備をしないと、またこうやって足元をすくわれると思う」

●茂庭照幸選手 
「引いて守ってくる相手を崩し切れないで…という展開だったけど、そのなかで相手のカウンターが何度かあった。自分としては、止められるところは止めたと思う。今回、久々の先発で気持ちも入っていた。この結果ですごく残念だけど、ただ、まだ俺はやれると思っているし、チームにいい影響を与えられるように、残りの試合をやりたいと思う。ただ、チームのことについて、俺から口には出せないというか、自分が置かれている状況も状況なので。また次いつチャンスが来るかわからないけど、その時のために、チームの力になれるようにやっていきたい」

●関口訓充選手
「(Q:途中から試合に入るには厳しい展開だったが、関口選手の気持ちは伝わってきた。どういう気持ちでピッチに入ったのか?)
頭の中には、今日の試合だけではなく、プレーオフも入っていた。ただ単に0-3で終わってしまうのではなく、チームとしてやることを最後まで貫いてやっていくことが1つの収穫になると思った。こういう展開でも切らさずにやっていくことが、プレーオフでも大事。もしかしたら、0-1や0-2の展開もあるかもしれない。そういう時に動揺しないでやることも大事。だから、今日も1点ずつ取り返していきたいな、という思いで試合に入った。
結果は0-3で負けて、サポーターには申し訳ないと思うし、『セレッソ大丈夫か?』と思われるかもしれないけど、選手は下を向くことをしてはいけない。続けてやっていくことが、プレーオフに入った時に少しでも自分たちのサッカーをやっていけることにつながるのかなという気持ちだった。

(Q:反省すべきところは反省して、課題も見つめ直して、ここからもう1回、気持ちを上げることが大事だが?)
ここで落ち込んでも仕方がない。プレーオフはリーグ戦とはまた別の戦いになる。自分たちから気持ちの部分で落としては、コンディションの低下にもつながる。もちろん、何が悪かったのか、それぞれが見つめ直すことは必要。気持ちは切らさず、残りの2試合をやっていきたい」

試合後のパウロ・アウトゥオリ監督(セレッソ)記者会見コメント 
試合後の金沢選手コメント