4月30日(日)2017明治安田生命J1リーグ第9節
セレッソ大阪 2-0 川崎フロンターレ (19:05/ヤンマー/25,738人)
試合写真・コメントなど
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●奈良竜樹選手(川崎F)
「サッカーは、それぞれのチームに特長がありますが、まずその根底には、走るとか、闘うとか、それぞれのスタイルの下にはそういう土台がないと、いくらいい技術を持っていても勝てないもの。もっと1人ひとりが自覚を持たないと、このままズルズルいっちゃうと思うので。ACLであれだけみんなで乗り越えて(勝利した)、なんでこうなるのかなと。
(Q:ACLの反動もあった?)
そんなことを言ったら、アウェイで厳しい(タフな)試合をしたら、次の試合はダメなのかとなっちゃうじゃないですか。僕たちはプロなので。そういうところに逃げちゃダメだし。別に、疲れてもできることはあるんです。気持ちの部分とか。たとえば、走行距離が落ちちゃう、そういうのはあるかもしれないですが、そういう次元の話じゃない。システムうんぬんの話じゃない。あのACLの、せっかくみんなでああやって乗り越えて、勝たなきゃいけない試合をしっかり勝ち切ってきたのに、それをいい方向に働かせられないというのは、それはそれでチームの実力だと思う。あれだけ頑張ったから、次は少しダメでもとか言っているようじゃ、そんなの、お金をもらってやっている人たちの態度じゃないし、行動じゃない。もっともっと、1人ひとりが動かないと、チームとしても、雰囲気としても、(中村)憲剛さんがいないとダメだとか、誰か1人欠けたらなりたたないのかというようじゃ、それじゃ厳しい。いない分、他の選手が憲剛さんのポジションを奪ってやるぞというような気概を見せなきゃいけないと思います。
(Q:中村憲剛選手の不在の影響は大きかったか?)
もちろん、憲剛さんのような、ああいうラストパスとか、相手の意表を突いたパスとか、あれは憲剛さんしかできないものだし、そういう意味では、替えのきかないというか、憲剛さんみたいなプレーができる人は、憲剛さんしかウチのチームにはいないですが。別にそれ以外のプレースタイルでこの試合、チームが勝つことだってできるもの。もっと自分のやらなきゃいけないことを(やるべきで)、憲剛さんが出ていないからといっても、替わりに出る人が憲剛さんと同じプレーを求められているかといえば、そうじゃない。その人なりに、このチームにいい影響を与えるプレーはできる。周りもそれをしっかりカバーしながら、そういうふうにやれると思うので。もったいないですね……、ACLでああいう(勝利ができたのに)……」

試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント 
試合後のセレッソ選手コメント 
試合後の鬼木達監督(川崎F)記者会見コメント