7月17日(月・祝)StubHubワールドマッチ2017
セレッソ大阪 1-3 セビージャFC (18:03KICK OFF/ヤンマー)
試合写真・コメントなど
----------

●福満隆貴選手
「(Q:ゴールは身体ごと押し込むような感じだったが、ゴールポストに身体が当たりそうな怖さはなかったか?)
怖さよりも、みんながしっかりつないできてくれたボールだったので、身体ごと押し込もうと思って飛び込みました。あまりかっこよくなかったかもしれないけど、泥臭く取っても1点は1点なのでよかったと思います。
(Q:ラ・リーガのトップレベルの選手たちと対戦して、質の違いなど感じたか?)
そうですね。本当に、止める、蹴る、1つひとつの質がものすごく高かった。そういう選手と同じピッチに立てたというのは、自分のプラスになると思います。今後のリーグ戦、カップ戦につなげていければと思います。
(Q:狙ったスルーパスを試みても、コースが空いていたように感じても、通らないシーンもあったのでは?)
そういうシーンもあったので、逆に自分のレベルをもっともっと上げないといけないと思いますし、そういうのもわかったので、いい経験になったのかなと思います。
(Q:後半戦に向けても、いい意味で『初心に帰る』試合になったのでは?)
そうですね、1つひとつの試合が本当に勝負だと思っている。与えられた時間にしっかりと自分の力を出し切ろうと決めているので、もっともっとやらなきゃいけないですが、本当にいい経験になった。これを無駄にしないように、チームの勝利に貢献できるようにやっていきたいなと思います。
(Q:前半、ベンチで試合を見ていた時のセビージャの印象について)
ものすごくうまいと正直思いました。パスのテンポだったりが早かったので、すごいなと思いながら見ていました。
(Q:後半の時間帯は、セレッソも攻める時間も増えたのでは?)
でも、その中でもミスがまだまだ多かったので、そのミスを減らしていくことができれば、もっとゴールにつなげることができたのかなと思います」

●山村和也選手
「(セビージャは)質がやっぱり高いなと思いました。前半ずっとボールを回されていたので。1人ひとりの技術がしっかりしているので、ボールの取りどころというところが明確にできなくて、あまりプレスがはまらなかったように思います。取ったボールに対しても、(奪い返しに来る)囲みも早かったので、そういうところで僕がうまく逃げることもできなかった。ただ、そういったことを肌で感じることができたのはよかったと思います。
(Q:思っていた以上に、相手のうまさを感じたか?)
技術的なところはやっぱりうまいなと思いましたね。セビージャの選手はこの暑さにもそこまで慣れていない状況でありながら、しっかりとボールをつなぎつつミスも少なくて、僕たちは逆に走らされて、疲れる状況になってしまったので。そういったところは技術力がすごいなと思いました。
(Q:今後につなげられるところは?)
サポートの位置だったり、そういうところは見習うべきところがあったと思います。取られたあとのプレスの速さというのは、やっぱり違うものを感じたので。そういったところを自分たちもできるようになれば、またちょっと違う形でボールを保持したりできるかなと思う。真似するというのではないですが、いいところはできるのであれば参考にしたいなと思います。
(Q:後半戦に向けても、いい意味で『初心に帰る』ような試合になったのでは?)
そうですね。本当に、ずっと回されていたので。後半戦でも、どういったところで声をかけていくのかだったり、Jリーグでもパスを回してくるチームもあるので、そういったときにどういう対応をしていくか、しっかり見つめ直していきたいと思います」

●木本恭生選手
「前半、思うようにボールを取れなくて、日本のチームだったら取れるかなというところで(セビージャの選手たちは)パスを通してきたり、プレッシャーをかけようかかけないか、そういった微妙な立ち位置を取るのが、ものすごくうまくて、うまくプレッシャーをかけられなかった。ああいう展開になると、正直厳しいなと思いました。何回か攻撃でもチャンスはあったので、ああいうところを決め切れれば勝つチャンスはあったと思いますが、攻撃よりも守備の部分で課題がたくさんあったので、そういう部分はもっと改善して、声をかけてしっかりコミュニケーションをとってやっていきたいです。セビージャは判断のスピードだったり、そういう部分はものすごく高いなと思いました。取りに行きたいのですが、パスのスピードでもわざとボールを緩くさせて(奪いに来させようと)食いつかせたりしていたり、ベンチからでも後半そういうプレーがものすごく見えた。そういうところは、テクニックというわけではないですが、自分たちもそういう(セビージャがやっていたような)1個1個のプレーは真似できる部分とかもあった。そういう面では(試合を経験して)よかったなと思います。
敗戦してしまいましたが、ここで気持ちをしっかりリセットして、後半戦に臨みたいというのはあります。ルヴァンカップに出ている組も試合もありますので、そういう意味でも、もう1回気持ちを切り替えてやっていくことが大事になると思います」

●マテイ ヨニッチ選手
「すごくいい経験でした。スペインのトップレベルのチームと戦えて、本当にうれしく思います。
(Q:最近のJリーグの試合では、チームがここまで前半から押し込まれ続ける場面はあまりなかったので、そういった意味でもセビージャの強さを肌で感じたのでは?)
そうですね。あまり今までそういったことはなかったので、本当に新しい体験でした。Jリーグではそういう流れは今までなかったので、Jリーグのチームと比べて本当にどれだけ強いのか、わかったと思います。
(Q:後半戦に向けても、チームとしてのいい経験になったのでは?)
そうですね。1点を決めて、本当に自信になりましたし、ちょっと同点ゴールまではいかなかったですが。最後は、相手にラッキーゴールもあって1-3になってしまったのですが、本当にこれもいい経験だと思います」

●キム ジンヒョン選手
「(Q:PKになった場面は、ボールに行っていたと思うので不運だったと思うが?)
僕としてはしっかりボールに行ったのでファウルではないと思いますが、レフェリーの判定はPKになってしまった。でも、それも試合の1つなので、文句は言いません。
(Q:とは言え、あの失点で流れを決めてしまったので、もったいない判定だったのでは?)
そういった流れの中でも自分たちはしっかりやらないといけないし、リーグ戦に向けて参考になった部分もあります。
(Q:3失点したとはいえ、いいセーブも多かったのでは?)
そうですね。でも、スペインとの相性が悪すぎて(苦笑)<注:2016年に韓国代表でスペイン代表と対戦して6失点の経験がある>。今日はいい試合をして、いい記憶を残したい気持ちがあったんですけど。でも、気持ちが入り過ぎるといいプレーができないから、いつもと変わらず冷静にプレーしようと思ったんですけど、やっぱり相性の悪いスペインやったと思います(苦笑)。
(Q:今日の敗戦をリーグにつなげていく部分は?)
今日はかなりセビージャに崩されましたけど、次の浦和(7/22・土・ヤンマー)もしっかりとつないで崩してくるチームなので、リーグ戦に向けて、もっと自分たちがやらないといけないところがわかりました。ミスから失点してしまい、ディフェンスとして今日は残念な結果になったので、次のリーグ戦に、もっと集中して入れると思います。
(Q:セビージャのボール回しやパススピードを、後ろからどう見ていたか?)
プレッシャーに行きにくかったですね。中央に付けてからサイドに展開するパスも速かった。自分たちが準備する前にやられてしまった。スペインらしいサッカーをまた久しぶりに見たなと思います」