2017プレナスなでしこリーグ1部・2部入替戦 第2節
12月16日(土)13:00/川越運動公園陸上競技場
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 セレッソ大阪堺レディース
得点者:17分 野島咲良、76分 松原志歩、90+2分 宝田沙織
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林穂之香選手
Q:試合の感想は?
「試合前から、『今日も勝って昇格しよう』と言っていたので、しっかり点を取って勝つことができてよかったです」

Q:試合前に気をつけていたことは?
「チームメイトがケガをして、メンバーが前回とは違っていて、ひとりひとり緊張感というものがあったと思いますが、プレッシャーを感じるのではなく、1部に昇格するというほうに気持ちを向けるように、みんなに声をかけていました」

Q:たくさんのサポーターが来てくれていました
「たくさんの応援は力になりましたし、皆さんの前で昇格を決めることができて、本当によかったです」

Q:来季1部で戦う意気込みを。
「厳しい戦いになると思いますが、自分たちは成長できると思うので、1試合1試合ものにしていって、1部でも戦えるチームになっていきたいです」

Q:1部を戦う上で、足りないものなどは感じていますか?
「個人のところをもっとレベルアップしていかないといけないですし、最後のゴール前のところ、守備でも攻撃でも球際や最後を決めきるというところは、すごく意識しています」

Q:なでしこ1部で負けたくないという思い、どんなプレーを見せたいと思いますか?
「やるからには絶対勝ちたいですし、目の前の敵に絶対負けないということ、自分の良さを持って伸ばしていくためにも、年上の相手にも挑戦していって、競り勝てるようにしたいです」

Q:このチーム、この選手の負けたくないというものはありますか?
「いっぱいいすぎて…(笑)」

Q:来季の目標は?
「残留を目標にと言われるとは思いますが、みんな優勝しか目指していないですし、優勝だけを目ざしてやっていこうと思っています。若いチームなので、シーズンの入りを大事にしてやっていきたいです」

Q:1試合目が1-0だったことで、今日の試合の入りを自分たちで何か考えていましたか?
「精神的に少し余裕が生まれていましたが、先制点を取って、追加点を狙ってということは自分たちのプレースタイルなので、今日もそれは変えずにやったら勝てると思ってやりました」

Q:初めの15分はロングボールを蹴ったりしてセーフティに行こうという思いはありましたか?
「最初相手がどんどん前から来ていたので、背後のスペースを狙うのと、つなぐというのを使い分けて、入りで失点しないこと、その中で得点を奪うことを考えていて、そのなかで先制点を奪うことができてよかったと思います」

Q:なでしこJAPAN入りは意識しますか?
「1部に上がったらもっと見てもらえると思いますし、自分のプレーの特長を伸ばしていくことと、全体的にもうひとつふたつ上のレベルに行けるようにこれからも成長していきたいです」

松原志歩選手
Q:今の気持ちは
「メッチャうれしいです」

Q:第1戦を1-0で終えて、折り返しという形でしたが、どう試合に入りましたか?
「1点リードしているということはあまり考えずに、今日の試合に勝つということだけを考えて入りました」

Q:(ゴールシーンは)かなりいいボールが来ましたね?
「はい。いつも同じサイドでプレーしている北村(菜々美)選手とは息が合うプレーができていて、得点の場面でも目が合って、こっちに来るなとわかったし、トラップはもう少し前に置きたかったんですけど、思い切ってうまくシュートを振りぬけました。決まってよかったです」

Q:1点を守り抜くのではなく、追加点を狙いに行きました。
「このチームは守備的ではなく攻撃的なサッカーが持ち味なので、守りきるということはサポーターの人たちも求めていないと思うし、アグレッシブなサッカーで前からどんどん守備をして、攻撃をしていくというチームなので、もっと取りに行こうと全員が思っていたと思います」

Q:このチームの攻撃面の良さとは?
「守備からの攻撃の切り替えの早さ、前線での守備がこのチームのいいところで、前でボールを奪えれば、ゴールに近いので、ゴールに向かう選手、ドリブルが得意な選手もいて、パスで崩したりもできる。いろいろな形があるので、点はいっぱい入ると思います」

Q:1部では狙い通りの戦い方ができない試合もあると思いますが。
「皇后杯で浦和レッズレディースと対戦した時に、ボールを持たれる時間が長くて、前線からの攻撃がなかなかできなくて、奪った後にすぐ取られるとかがあったので、奪った後に自分たちのペースに持っていける、そういう技術とかもこれからやっていく課題かなと思います」

Q:最年長としては、このチームをどう引っ張っていきたいですか?
「昔からこのチームにずっといて、環境がどんどんよくなって、応援してくださるサポーターの数がどんどん増えていったのを見ています。こんないい環境でサッカーができているというのを最初からいた身として、これからも伝えていく必要があると思いますし、これからも試合に出続けて、チームの先頭に立って引っ張っていける選手になりたいです」

Q:トップの選手から寄せ書きフラッグが送られました
「はい(笑)。あんなふうにレディースのことをトップの選手が応援してくれているということを知って、メッチャ力になったし、一緒に戦ってくれているのかな、と勝手に思いました(笑)」

Q:響いたメッセージはありましたか?
「仲間を信じてとか…今回はいつも出ている選手が2人怪我してしまって、メンバーが変わったんですけど、誰が出てもしっかり今日みたいな試合ができたことは自信に繋がったし、出られなかった選手の悔しい思いもぶつけられたかと思います」

筒井梨香選手
Q:第1戦に1-0で勝って、どんな気持ちで臨みましたか?
「絶対に失点しないこと、耐えて耐えて、攻撃はFWに任せて、ディフェンスは体を張って、顔面でも止めようと思っていました」

Q:クロスがかなり上がりましたが、うまくはね返していました
「はい。同一視というのは難しいですが、それを意識して自分が全部弾くように心掛けていました」

Q:ことしはリーグカップ優勝、1部昇格も決めました。どんな1年でしたか?
「去年は3位で悔しい思いをして、今年は絶対に1部に上がろうという強い気持ちで入って、それが今日の試合でも、他の試合にも出たと思います」

Q:若いチームが年上のチームに勝てるという要因は何だと思いますか。
「一番大きいのは、みんな中学から一緒にプレーしているということで、チームワークがいいと思います」

Q:ディフェンス面で、そのチームワークの良さを感じるのはどんな時ですか?
「前からのディフェンスがセレッソの持ち味ですが、次もその次も狙ってというのを全員がやって、無理だったらカバーに行ってあげるというのを全員がやっているところが特長だと思います」

Q:来年1部で屈強なFWと対戦しますが、どんなことを試したいですか?
「1対1で仕掛けられた時に、全部対応できるようにして、自分のところで奪うようにやっていきたいです。楽しみです」

Q:個人的な目標は?
「キックの精度です。距離は飛ぶんですが、もっと正確にFWに届くようにとか、パスの質を上げていって、1対1でも対応できるようにしたいです。得点も取っていきたいです」