2月14日（水）AFCチャンピオンズリーグMD1
済州ユナイテッド 0－1 セレッソ大阪　（19:45/済州/3,993人）
試合写真・コメントなど
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●水沼宏太選手
「厳しい試合でしたし、球際だったり、サッカー以外の部分でもいろんな戦いがあった試合でしたけど、耐えて、恐れることなく立ち向かった僕たちの姿を見せることができたので、こうやって勝利を掴むことができたと思います。
（Q：最後の時間帯にあそこまで走り込んでいたのは、どういう思いからでしたか？）
途中からヤン（ドンヒョン）選手が出てきて、（杉本）健勇と２人、競り合いに強い選手が前にいたので、後ろに走ればなにか起こるなと思っていました。それに、トシ（高木俊幸）はシュートを打ちに行ける選手なので、打って、どこかにこぼれるかなと思って走っていたのが、うまく自分のところにこぼれてきました。僕だけではなくて、（セレッソは）みんなが最後まであきらめない気持ちを持って戦うことができるチームなので、それが今日の勝利につながったのかなと思います。
（Q：得点場面はDFとGKがお見合いした？)
どうなんですかね？正直、『キーパー、何してんのかな』とは思いましたけど（苦笑）あの時間帯に諦めないであそこに行けることが自分たちの強みでもあるし、自分の強みでもあるので、しっかり結果を残せて良かったです。まぁでも、今日みたいなガチャガチャした試合の時こそ、何が起こるか分からないという部分もあるので、そこを信じて走って、冷静に押し込めて良かったです。
（Q：全体的にバチバチする場面も多かったが、水沼選手自身は冷静に戦えた？)
開始すぐに相手の22番に（松田）陸がやられたので、そいつのところに行こうかなとも思ったけど、そこは冷静に、しっかりボールを回すことで、相手を走らせてチャンスを作ろうと思った。うまくいった時間帯と押し込まれた時間帯の両方があったけど、全体的にうまく戦えたとは思う。こういう試合を勝ったことで、また自分たちの成長にもつながるし、勝ち切ることができることが、今、僕らが良くなっているところ。継続していきたい」

●マテイ ヨニッチ選手
「本当にタフな試合でした。相手もフィジカルが強かったです。試合前から予想していたことだったんですけど、本当に90分ずっと頑張って戦っていました（苦笑）。最後に少しラッキーなゴールも決まって勝つことができたんですけど、90分、全員が最後まで戦ったからこそ、ああいうゴールも生まれたと思います」

●高木俊幸選手
「（Q：決勝点につながった場面について）
あの場面はシュートするイメージだけを考えて、トラップして振り抜いた。結果、ゴールにつながって良かったです。
（Q：短い時間の中でも、なにかを残そうという思いでしたか？）
絶対、なにか起きる時間帯だと思ったし、あの時間帯では自分が一番フレッシュな選手だったので、なにか爪あとを残して終わりたいなと思っていました。
（Q：昨季の浦和時代にも対戦した済州は、やはり激しいチームでしたね）
そうですね。やはり戦う気持ちが強いチームです。でも、その相手に対して、チーム全員が怯まずに立ち向かって…自分はベンチにいましたけど、ベンチのメンバーも声を出して、相手にプレッシャーを与えたり、レフェリーに声を掛けたりしていた。セレッソはベンチの雰囲気がいいなと思って。ベンチも含めてしっかり戦えているなと思います。
（Q：アウェイでの勝点３という結果については？）
アウェイでいい結果を残せたので、それを次につなげないといけないし、しっかり切り替えて、ホームで次の相手を倒したい。ACLは、最初の１～２試合で勝つことができれば、上に行ける可能性も高くなる。次もしっかりホーム（2/21・水・vs広州恒大＠大阪長居）で勝ちたいと思います」

●清武弘嗣選手
「最後にモグラがいたな、という感じですね（笑）。正直、試合をやっている中で『この試合を引き分けたら、すごくもったいない』と思っていました。僕にもチャンスはあったし、試合展開も良かったし、流れも良かったので。もったいないなと思っていたんですけど、みんなで耐えて、最後の最後に（水沼）宏太がああやって決めてくれたのは、チーム全員で勝ち取った勝点３だと思います。
（Q：サイドでバチバチやり合っていましたが？）
気持ちのぶつかり合いですし、そういうところで負けたら良くないと思うので。試合前は冷静にやろうと思っていたんですけど、気付いたら僕が一番にやっていたという（苦笑）。もう少し冷静にやらないといけないと思いますけど、ああいうのも大事だと思いますし、負けない気持ちはみんなが強かったと思います。MD1では、日本勢で僕たちだけ勝ったので、勝てて良かったと思います。
（Q：ACL独特のアウェイの感じもありましたか？）
僕は、ACLは久々だったんですけど、あまりアウェイは感じなかったですね。多くのセレッソサポーターも来てくれましたし、こっちがホームのような感じでやれた。そういうサポーターの力もあって、今日は勝利できたと思います。この勝利に満足せず、次の広州恒大戦に切り替えていきたいと思います。今年最初のホームですし、勝ちたいと思います」