4月17日(火)AFCチャンピオンズリーグ2018 MD6
広州恒大 3-1 セレッソ大阪 (20:01KICK OFF/広州天河)
試合写真・コメントなど
----------

●福満隆貴選手
「難しい試合になるということはわかっていましたけど、勝たないといけない試合だということもわかっていました。自分たちも勝つために中国まで来たので、なんとしても勝ちたかったですけど悔しいです。雰囲気も含めて、開始早々に失点してしまったことは、やってはいけないことでした。
(Q:チャンスはあっただけに、なおさら悔しい?)
そうですね。少ないチャンスでもモノにしていけば結果は変わったと思うし、タラレバになりますけど、そういう決定力をチーム全体で高めていかなといけないと感じた試合でした。そこはもう1回見詰め直して、決め切れるところは決め切る力を身に付けないといけません。 
(Q:自身の得点場面を振り返ると?)
オフサイドもなく、GKと完全に1対1だったので、そこは余裕を持ってGKをかわしてシュートを打つことができました。ただ、それ以外の部分はまだまだサッカーをさせてもらえなかったので、日本に帰って、今日のような試合を繰り返さないようにやっていきたいです。
(Q:ACLの戦いを通じて得たものとは?)
自身としては初めてのACLでしたし、日本と違う環境や独特のスタジアムの雰囲気を味わえたのはサッカー選手として経験になった。チームとしても、日本では経験できないようなフィジカルや球際の強さを肌で感じられたので、もっともっとJリーグで負けないようにしたい。ACLでも、もっと上に行きたかったけど、行けなかったのは今の力だと思うので、そこはしっかり受け止めて。まだまだリーグもカップ戦もあるので、タイトルを獲れるようにやっていきたいです」

●片山瑛一選手
「試合の入りはもったいなかったですし、その時点でまだまだ普段からの準備を見直していかないといけません。全体を通しても、まだまだ自分たちの実力が足りていなかったと痛感する試合でした。組織として守れていた部分もありましたけど、決めるところで決められてしまった。普段、対峙することのないようなレベルだったので、そのレベルにしっかりと、組織としてもそうですし個でも追い付いていくためにやっていく必要があると思います。 
(Q:そういった個のレベルの高い外国籍選手と対峙した感想は?)
『取れるかな?』と思ったところで取れなかったり、駆け引きで上回ることができなかった。そういったところで、さらに高いレベルでやっていかないといけないと思いました。
(Q:ロングスローからヘディングがクロスバーに当たる惜しい場面もあったが?) 
相手の警戒が少し薄かったので。でも、惜しいで終わってはダメなので、しっかりと次は結果につなげていきたいと思います」

●山田寛人選手
「最初に失点して、またブリーラム戦(MD3)のような立ち上がりになって、相手の雰囲気に飲みこまれそうになったところで、自分がうまくパスを(福満)隆貴くんに通せて同点に追いつくことができた。そこでまた雰囲気も良くなったのですが、自分にチャンスが来た時に結果として決めることができなかった。チャンスは来るとわかっていたので、悔しいです。 
(Q:やはり、前半終了間際に外してしまったシュートは悔しさが残るか?)
難しい戦いの中でも、絶対にチャンスは来ると思っていたので…。自分もパスを出した後にもう1回関わることを意識して、パスを出した瞬間にスピードを上げることができて、相手も付いて来ていなかった。(ヤン)ドンヒョンさんも出してくれて、ファーの下に打ったつもりだったんですけど、腰が回り切らなかったというか、精度が悪かったです。
(Q:今日の試合を経験したことを今後につなげていきたいところだが?)
これだけの大観衆の中でプレーさせてもらって、自分としては楽しかったですし、いい経験をさせてもらったと思います。これからJリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯とあります。また激しい競争になると思いますけど、そういった舞台に関わっていけるように、この経験を無駄にしないようにしていきたいです」

●舩木翔選手
「(Q:大一番で先発起用されたが?)
昨季はルヴァンカップで使ってもらって、最初はうまく入ることができたんですけど、だんだんネガティブなプレーが増えてしまって。今日は『やってやろう』という強い気持ちで入ったんですけど、僕個人どうこうより、チームが勝てなかったことが悔しいです。結果、質ともに相手のほうが上でした。自分がこのチームに入っても率先して声を出してやれるぐらいにならないと、J1リーグ戦にも出ることができないので、もっと練習からやっていきたいです。
(Q:良いところもあったが、課題も残ったか?)
まず、クロスを上げるシーンがなかったし、チームとしてもそういうシーンを作ることができなかった。サイドバックとして、そういったクロスを上げて得点につなげるのは自分の仕事なので、そこができなかったのは課題です。守備にしても、1対1の対応でスピードでやられるところもあった。サイドバックとして、対人プレーでの個人の能力を上げないといけないと思います」

●米澤令衣選手
「(Q:自身としてはトップチームデビューとなりましたが?)
負けている状況だったので、自分が点を取って勝ちたかったですけど。何本かチャンスもありましたし、そこで決め切れなかったのは悔しいです。チームとしても、チャンスは作れていましたが、相手の決定力が上でした。自分自身、こういう数少ないチャンスをモノにしないといけないですし、こういう舞台にまた立つためにも、しっかりと自分の立場を理解して、やるべきことをしっかりやって、続けていきたいです」