6月2日(土)2018明治安田生命J3リーグ 第12節
セレッソ大阪U-23 1-1 ガンバ大阪U-23 (14:03/ヤンマー/4,551人)
試合写真・コメントなど
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●山根永遠選手
「(Q:得点場面を振り返ると?)
(斧澤)隼輝からクロスが上がって、山内くんが潰れてくれて、ボールが流れて来た中で、1回トラップして、中に切り込んで、キックフェイントして、もう1回持ち出した時はシュートを打つと決めていました。打った瞬間、コースも見えて、『入ったな』という感じでした。形としても悪くなかったと思います。
(Q:チームとして良い流れで試合を運べる時間帯も長かったが?)
そうですね。前線からプレスをするのが自分たちの守備の形で、その形をしっかりと出せて、何回も相手からボールを奪ってショートカウンターでチャンスも作れたので、そこでもう1点取れていたら、今日の試合は楽に運べたのかなと思います。
 ただ、ダービーはそんな甘いモノではなかったですね。追加点を取ること、決定力を高めることを練習から補っていきたいです。前半も後半もセレッソのほうがチャンスは多かったと思いますし、自分自身も後半、中に切れ込んでふかしたシュートがありました。ああいう場面で決め切ることが大事だと、最近はずっと思っています。まだそこまで達していないので、自分の形になるまで練習したいと思います」

●米澤令衣選手
「すごくいい形で試合に入れて、先制して、その後もチャンスがありました。そこで、自分も含めてチームとして追加点を取れず、後半少し集中力が切れたところで失点してしまったので、非常にもったいないゲームになったと思います。
(Q:米澤選手にも前半に2つの決定機がありました。自身が決め切れなかったのか、相手の守備が上だったのか、どう感じていますか?)
自分の実力だと思います。あそこで決めるか決めないかで、(その後の試合展開も)大きく変わってきます。ここ3試合、ずっとそういう状況が続いているので、なんとかこの状況を脱出したいと思います。
(Q:今日は5000人近くのお客さんが入った試合でしたが?)
すごくいい雰囲気でやれて楽しかったんですけど、やっぱり勝ちたかったです」

●斧澤隼輝選手
「前半は、見ていた人たちもわかると思いますが、全体の距離感も良かったですし、ボールを握る時間帯も長かった。後半は少し間延びして全体の距離が広がり、相手に自由にやられた部分もありました。相手のボランチに行けなくなって、そこからボールも漏れてきて、DFラインも下がって、その後の攻撃にもつながらなくなった印象です。
(Q:今季初得点を早く取りたい気持ちもあるのでは?)
はい。ただ、前節も今日も得点に絡んでいるところはあるので、そこはプラスに捉えています。そこが自分の持ち味でもあるので。数字には出ていないかもしれないですが、見ている人にはわかってもらえると思います。得点は『いずれ取れる』と。もちろん、取りたい気持ちは常にあります。
(Q:今日は20歳の誕生日でしたが?)
そうですね。やっぱり、勝ちたかったです(笑)」

●西本雅崇選手
「もったいない試合でした。ここ2試合、先制して追いつかれる展開が続いていたので、今日は『それはなくしていこう』と話して後半にも入ったんですけど、また同じように1点を守り切れずに終わってしまった。特に大阪ダービーだったので、勝ちたかったですね。
(Q:前半に追加点を取れるチャンスもあっただけに、悔やまれるのでは?)
そうですね。前半のうちに2点、3点と仕留めていれば、試合運びも変わりましたし、相手(の攻撃)は裏1本で、後半は少し繋がれましたが特に危ない場面を作らせることはなかった。本当に1本(のパス)でやられたなという感じです。 
(Q:どちらかと言うと、追加点を取れないことが勝ち切れない要因だと感じていますか?) 
最後の攻撃の質が足りない部分が出ていますが、失点ゼロで終われる試合がないことも課題です。攻撃で2点、3点と取ることができれば、守備で無失点に抑える確率も高まると思うので、両方の質を上げていくことが、この先、上位に残っていくために必要なことだと思います」