7月25日(水)2018明治安田生命J1リーグ 第14節
セレッソ大阪 0-2 鹿島アントラーズ (19:03/ヤンマー/16,631人)
試合写真・コメントなど
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●藤本康太選手
「(Q:前半は体を張って守って無失点で折り返し、後半の鹿島の先制点はパスの軌道が少し変わったアンラッキーな部分もあったのかなと思いますが?)
ああいうことも対処しないといけないですし、1失点目がアンラッキーだったにしろ、切り替えて2失点目は防がないといけなかったです。そういったところが、相手が一歩、上だったのかなと思います。
(Q:シュート数や決定機の数は同じくらいだったと思いますが、勝敗を分けた部分もそういうところですか?)
そうですね。強かさというか、そういうところが相手のほうがあったのかなと思います。ただ、どういった状況でも、後ろが失点ゼロで抑えていけば、前は決めてくれると思うし、実際、今日もチャンスはいっぱい作れていたので。失点ゼロで試合を進めていくことを、(守備陣は)やらないといけないと思います」

●オスマル選手
「(Q:決定機などは両チームに等しくあったと思いますし、紙一重の試合内容だったとも思いますが、勝敗を分けたものは?)
相手よりうまくボールを回せたんじゃないかなと思いますが、結局、ゴールを決めるか決めないかで結果は決まります。自分たちもいくつか決定機を作れたんですけど、そこで決め切れなかったのが敗因だと思います。最終的には、鹿島のカウンターにやられました。こちらも決定機を決めないといけないし、決められないのであれば、もっとチャンスを作っていかないと勝てません。 
(Q:直近の公式戦から先発が7人替わりましたが、大きくメンバーが替わっても、チームとしてやるべきことはできていた印象ですが?)
そうですね。多くのメンバーを替えましたけど、それはこの試合の結果には関係ないことだと思います。チームは11人でできているわけではありませんし、数多くの控えメンバーもいるので。誰が出場しても、今日のやるべきことや目標はしっかりと持っていました。敗因としては、繰り返しになりますが、決め切れなかったことだと思います。
(Q:途中からセンターバックとしてプレーされましたが?)
3バックの真ん中でプレーしたこともありますし、5年間、タイでも韓国でもセンターバックをやっていたので、慣れています。監督の起用法次第ですし、また(センターバックを)やれと言われても、まったく問題なくできます」

●山内寛史選手
「(Q:J1デビュー戦になりましたが、振り返ると?)
勝てなかったことがすべてですし、自分自身の実力やプレーも出せなかったです。自分たちが自分たちで、難しい戦いにしてしまった部分もあると思いますし、自分自身もチームを救うプレーがまったくできませんでした。
(Q:ある意味、この日に向けて、これまで準備してきた部分もあったと思います。先発を聞いたのはいつでしたか?)
先発は今日聞いたんですけど、その部分に関しては自分自身、準備はしていましたし、いい状態で臨めたと思います。ただ、試合展開や流れにうまく対応できませんでした。1人の選手としての実力がまだ足りません。その中でも、今できるプレーが100%できたかと言えばそうではないと思うので…。課題が見つかったとか、そういう問題ではなく、チームが負けているので、自分も試合に出た立場として、しっかり考えていかないといけないと思います」

●山口蛍選手
「メンバーをかなり替えた中、失点するまでうまく耐えられていたと思うし、チャンスも少しは作っていたと思う。失点するまで耐えていたという感じだから、失点の仕方がもったいない。それで流れが変わってしまった。追いかける立場になると少し難しいものがあるから、今の自分たちはいかに失点しないようにするかというのを求められている。失点が続いたので、修正していかないといけない。
(Q:連戦の中で、ターンオーバーの難しさを感じたのでは?)
それはどこも一緒やし…。メンバーを替えた中でもうまくやっていくところと、先に点を取られると本当に厳しいところがあるから、今日は失点ゼロで行くプランを目標にしていた。前半はできていたが、後半の失点する前に何回かミスが出て、中まで持って行かれるシーンがあったので、そこで気を付けないとああいうふうになってしまうなと思う。
(Q:これでリーグ戦の前半を終わって、首位・広島と勝点14差となったが?)
現実的には厳しいと思うけど、ACL出場権を狙っていくためにも、これから上に食らい付いていくために勝っていくしかない」

●杉本健勇選手
「前も点が取れていないし、うしろの責任だけではないと思います。前半耐えられても、後半でやられるというところが、試合中盤になってきてやられるというところが多いので、そこはみんなで耐えないと。昨季はそこを耐えてきて勝った。試合中盤になって、失点してしまうとガクッときてしまう。誰が…という問題ではないですけど。
(Q:課題は、先制された後に与えた追加点のあたりか?)
「そうですね、集中が切れましたし。もうちょっと前が点を取らないといけないなと思っています。点を取ったら強いので、なんとか先に取りたいです」

●田中亜土夢選手
「もうちょっと、起点を作ってやれたら良かったかなというところです。前半に1本、裏に抜けてクロスでチャンスは作れましたけど、それ以外なかなかチャンスを作る場面がなかった。もうちょっと起点を作ってラストパスだったり、自分で仕掛けてクロスだったりシュートだったりまで持っていけないと、なかなか難しいかなと感じた。そういうところをもっと練習でやって、またチャンスが来たらそういうプレーができたらと思います。
(Q:このメンバーで合わせる機会が少なかったと思うが?)
動きとかはもうだいぶわかっているので、少しのズレとか微妙なところだと思う。そのへんは、グラウンドの中で話して修正していけば問題ないところだと思う。
(Q:1失点目のあとに、すぐ2失点目を喫して自分たちのリズムが崩れたように見えたが?)
そういうところで立て直して、グラウンドの中でしっかり話せれば良かったと思う。バタバタッとやられて、足も止まっちゃった、というところもあったと思う。こういう暑い中なので、そういうところは無なしていかないといけない。簡単なミスとか、少しのラインの上げ下げ、そういうところも細かくやっていかないといけないなと思います」

●片山瑛一選手
「(ゴール前でのシュートは)準備はしていたのですけど、ちょっと狙いすぎてしまって当たり損なった。ああいうところを決め切れないと…。2点ビハインドだったので、あの1点があったとしたら確実に試合も変わっていたと思う。あのようなチャンスがいつ訪れるかわからないので、一瞬一瞬、大事に集中してやっていきたいと思います。
(Q:前半、相手の攻撃を抑えつつスコアレスで折り返したのはゲームプラン通りだったか?)
まず失点ゼロでというのをベースで考えていたので、前半はピンチもありながら、しっかり守れていたなと思う。それを前半だけじゃなくて、90分通してやらないといけないし、失点シーンでは軽い部分もあったと思うので、そういったところを引き締めていかないといけない。1失点した後にすぐに2点目を取られることがゲームプランを崩してしまったと思うので、そこをしっかり反省してやっていきたいなと思います」