9月1日(土)2018明治安田生命J1リーグ 第25節
浦和レッズ 1-2 セレッソ大阪 (19:30/埼玉/27,337人)
試合写真・コメントなど
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●槙野智章選手
「前半は良い入りをしましたし、先制点を取るところまではよかったです。ただ、全体の総括ではないですけど、ここ数試合はセットプレー絡みの失点が多くなっているので、その失点でチームのバランスと、メンタルの部分が不安定になったことが響いてしまったのかなと思います。安定感と盛り返す雰囲気を作れなかったことは自分自身、もの足りなさを感じています。そこを変えていかないといけないと思っています。
(Q:試合開始時間が30分遅れた影響は?)
それは正直、なかったです。向こうも同じですし、実際にいい入りができて先制点を取れたのもよかったですし。不運なことにファブリシオ選手が大ケガをしてしまっていますので、そこはチームにとって不安要素になったかもしれませんが、代わりに入った李選手がすばらしいゴールを決めてくれたのはチームにとってかなりのプラス材料だと思っています。
(Q:ソウザ選手のスーバーゴールで逆転されたが?)
ソウザ選手のゴールは相手を褒めないといけないと思います。ただ、失点以外のところで、今自分たちができていないことが明確に出たシーンがたくさんありましたし、相手のミスで失点にはつながらなかったですけど、改善しないといけない点がたくさんあると思っています」
 
●武藤雄樹選手
「逆転されてから、相手がしっかり引いてきて、そこをうまく崩せなかったと思います。
(Q:引かれた時にファブリシオ選手のようなミドルシュートが少なかったように見えたが?)
そうですね。選手の組み合わせでいろんな良さ、悪さというのは出てくると思いますけど、引かれた時に遠目から狙うのはもちろん必要だったと思いますし、少し中で狙いすぎたことで、そこからカウンターを何度も食らっていた。引いた相手にはサイド攻撃や遠目のシュートなどのバリエーションがないと厳しいかなと思います。
(Q:複数失点が続いているが?)
今日の場合は先に点を取りましたし、良い入りはできていたと思います。今日は李さんが途中から入ったことで、守備でも連動を持って前から行くことができ、前から行くことでハマって、いい部分もありました。でもその分、空くスペースも出てくるので、そこを使われるシーンも多かったと思います。そこはすごく難しいところですが、もう少しブロックを作る時間があっても良かったと思います。
(Q:しっかり守られた後半、どこから崩せそうと思っていたか?)
個人としては、狭い中でも間でボールを受けて、ギャップから切り裂いて行かないといけないと思っていました。逆に言えば、そこに入れていくことでサイドが空いてくるので」

●李忠成選手
「(Q:早い時間の交代だったが、うまく試合に入れたか?)
もうコンディションが良いし、必ず良いマグマを作れるという思いがあった。そのなかでゴールも取れて自信にもなりましたけれども、チームが負けてしまったのが残念ですね。
(Q:得点シーンは美しかったが?)
前の選手、武藤、(興梠)慎三、ウガ(宇賀神)とね、意思疎通が取れて、慎三がスペースを作ってくれて、武藤がタメて、ウガが飛び込んでくれたということで、みんなのゴールだったんじゃないかなと思います。
(Q:その後、セレッソにセットプレーから点を取られたが?)
流れがすごく悪くなってしまいましたね、セットプレーから取られて。それほど相手に流れは持って行かれなかったんですが、相手のロングシュートが入ってしまって。そこから攻めなきゃいけないということで、しっかり守られてカウンターというのががっちりハマってしまったと思います。 
(Q:相手に5-4-1で固められるなかで、どう攻略するかを考えているうちに時間が進んでしまった印象があるが?)
あそこまで守られると、崩すのは難しいかなと思います。やはり前の3人でやったのは懐かしいというか、しっくりくる感じもあるし、まだまだいっぱい点を取れるんじゃないかという可能性もやっていて思いました。過去は変えられないので、未来を変えられるように、これからもやっていきたいと思います。
(Q:前の3人では通じ合っている感じか?)
もっともっと、見せていきたいと思います」