9月5日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第1戦
湘南ベルマーレ 3-0 セレッソ大阪 (19:03/BMWス/5,896人)
試合写真・コメントなど
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●木本恭生選手
「0-1で負けている場面で『前から行け』という指示があったのですが、自分たちが相手に裏を取られてしまって、2失点目のシーンも自分が梅崎選手に走り負けてしまった。サッカー以前の問題で、走り負けたことが今日の結果につながったと思います。
(Q:全体的に体に重さがあったのでは?)
相手が勢いよくプレスをかけてきたときのボールの回し方に課題も残りました。今まで、ここまで前からくるチーム(との対戦)がなくて、自分たちのボールの回し方に工夫がなく、相手のペースになってしまいました。守備もそうですけど、攻撃でのボールの回し方、サポートの仕方をもう少し考えないと、ああいうカウンターを受けてしまう。失い方が悪いところからの失点が多かったので、そこはもう少し考えないといけません。
(Q:終盤は、前線に上がっていたが、FWでのプレーはプロになって初めてでは?)
プロに入ってからは初めてですけど、あの時間帯でやることはわかっていた。1点を取れればよかったですけど、その期待に応えることができなくて残念です。
(Q:ホームでの第2戦に向けて)
難しい点差ですけど、試合後はサポーターもブーイングをせず、ああいう(励ましの)声をかけてくれたので、その人たちのためにも頑張らないといけません。少ない可能性かもしれないけど、少しでもチャンスがある限り、その可能性を信じて全力でやりたいと思います」

●片山瑛一選手
「(Q:サイドを使われてしまう場面も多かったですが、相手の出足の良さを感じましたか?)
そうですね。相手の前への推進力というところで、先手を取られてはいけないところで取られてしまった。全体としてのポジショニングも、もっと声を掛け合ってやっていく必要がありました。しっかり反省して、自分たちのよかったときを思い返して、自分自身も強みに立ち返ってやらないといけないと思います」

●マテイ ヨニッチ選手
「(Q:厳しい結果になってしまいましたが、今日の試合を振り返ると?)
スコアの通りですね。守備としても攻撃としても、全然ダメでした。
(Q:1失点目、2失点目とヨニッチ選手が前に出たところで、相手にそのスペースを突かれてしまったように思います。ヨニッチ選手がいろいろなところをカバーしないといけない状況になったとも言えますが、全体的に守備が後手を踏んでしまったと思います。そのあたりの原因をどう考えますか?) 
おっしゃる通りですね。特に誰かのせいというわけではなく、全体的に守備がよくなかった。守備陣としては、誰かが止めに行ったら誰かがカバーリングしないといけないのですが、3バックのコミュニケーションもうまく取れませんでした。ただ、守備だけではなくて、攻撃もダメでした。今日は簡単なパスミスが多かったですね。相手に簡単にボールを渡してしまうと、相手の攻撃は速いので守備も困難になりますし、なかなか対応しきれません。
(Q:中3日でホームでの第2戦がありますが、修正は可能でしょうか?)
時間はないのですが、今日の敗戦にこだわらず、切り替えるのみですね。次の試合、3、4点差で勝たないと次に上がれないので、この3、4日間ですべてを尽くして、いい準備をしないといけません」

●オスマル選手
「(Q:厳しいスコアになりましたが、今日の結果をどう捉えていますか?)
非常に残念です。試合前から、アウェイで得点を挙げれば優位になるとわかっていたのですが、結局、それができなかった。今日は相手を崩してチャンスを作るシーンも少なかったのが、なによりも残念です。次の試合まで時間は短いのですが、今日の試合をきっちり分析して、切り替えないといけないと思います。
(Q:カウンターを受ける回数が多かったですが、その前段階として、パスがつながらずにボールを失う回数が多かったようにも思います。相手のプレスはきつかったですか?)
そうですね。私も同感です。パスがつながらなかったこともそうですけど、気持ちの切り替えも含めて、今日はリズムに乗ることができませんでした。この前の浦和戦では、失点してから息を整えて、もう1回切り替えてやろうという気持ちがあったのですが、今日の試合は1人ひとりのボールへの反応が悪かったです。それが今日の敗因です。例えを挙げると、自分たちはゆっくり走っているオートマチックの車で、相手はマニュアル車でギアを上げていきました。プレースピードやボールへの反応の差が、大きな敗因だと思います」