11月11日(日)2018明治安田生命J3リーグ 第31節
セレッソ大阪U-23 6-0 FC琉球 (14:03/ヤンマー/1,012人)
試合写真・コメントなど
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●中島元彦選手
Q:今日の試合と自身の2得点を振り返ると?

「FWが点を取れば勝てると思っているので、今日、FWで先発した2人で4点が取れたことはチームとしては良かったと思います。ただ、個人としては、3点目を取れなかった課題もあります。(自身の1点目は)アップの時に、『(山根)永遠が今日、(足に)当たっていないな』と思って、『後ろを走っておこう』と目の前のCBに走り勝ったら、前にボールがこぼれてきたので、『ありがとう』という感じでした(笑)(自身の2点目は)最初、相手があまりプレスに来ていない、という感覚があって、あの場面もDFと距離があったので、ターンして、振り切りました」

Q:後半のクロスバー直撃のシュートは決めたかったですか?

「そうですね。打った感触としては、『入った』と思ったのですが、まだ(ハットトリックは)早い、という感じですかね(苦笑)」

Q:直近の2試合はカウンターから得点を重ねる場面が多いが?

「練習でも、そういった(カウンターの)場面を想定してスプリントからクロス、という練習はしているので、それが結果につながってきているのかなと思います」

●米澤令衣選手
Q:4点を奪った前節の勢いそのままに、今節も6点を重ねて快勝です。試合を振り返ると?

「まず、チームとしていい守備ができていて、そこからシュートまで行く形が今までより増えているので、それが得点につながっているのだと思います。今はいい雰囲気でやれているし、フィニッシュまで行けることが今のチームの強みなので、続けていきたいです」

Q:手数をかけないカウンターの質が上がってきたように思うが?

「練習でもそういう練習はしているし、見えている選手をシンプルに使って後ろの選手がどんどん追い越していく形は練習からもやっているので。それがそのまま試合に出ているのだと思います」

Q:2得点を取りましたが、今節の自身のプレーを振り返ると?

「最初の(GKとの)1対1で外してしまったので…。そういう詰めの甘さが今季は多かったので、2点は取れましたけど、そこは課題かなと思います。(直近の)2試合で5得点は、自分としても、いい結果が出ていると思いますが、もっと決められるチャンスもあるので、そこは突き詰めてやっていきたいと思います」

●山根永遠選手
Q:6-0という快勝を収めましたが、試合を振り返ると?

「6点入って、とてもいい試合だったと思いますけど、ところどころミスもありましたし、個人的にも奪われる回数は多かったので、6-0という結果で勝ちましたけど、課題もたくさんあるなと個人的には思いました」

Q:大勝したからと言って、「引き締めないといけない」ということですね。

「そうですね。まぁでも、2試合続けていい攻撃ができているとは思うので、それは続けていきたいです。あとは、小さいミスを減らすことで、より強くなると思うので、まだまだ頑張ろうと思います」

Q:カウンターの場面で、チームでどう攻めるか、というところが共有されてきている印象です。

「そうですね。だいぶクオリティーも上がってきて、ゴールまで行けるシーンも増えてきました。前は、自分たちのカウンターで相手に引っかかって、逆にカウンターを受けることもあったので、そういうところの質は少しずつ上がってきているのかなと、個人的にもチーム的にも感じているところです」

Q:大熊裕司監督もずっとそこをテーマにしてきた中で、シーズン終盤で結果につながることで、自信にもなりますね。

「そうですね。『やってきたことが間違いではなかった』と思えることが、チームにとっても自信になります。この得点力を続けていけるように、また練習しようと思います」

Q:ファーで中島元彦選手が決めた先制点の場面では、舩木翔選手のクロスをニアで合わせたかった?

「あれは、スルー…したわけではなく(苦笑)しっかりシュートを打とうと思ったんですけど、きれいに空振りして、相手も騙されて、そのまま入ったという感じです(笑)」

Q:後半は立て続けにサイドから2アシストを重ねましたね。

「しっかり相手の嫌なところを突いて、そこからクロスを上げることができたことによって得点につながったので、ああいうプレーもしっかり続けていきたいと思います」

●舩木翔選手
Q:6-0という快勝を収めましたが、試合を振り返ると?

「相手はJ2に昇格したチームで、(前節から)メンバーは替わっていましたけど、そういった相手に自分たちがやれる、という姿を見せていかないと、自分たちはこの世界で生き残っていけない。昨日はトップチームが、J1優勝したチームに勝てたし、自分たちもいい刺激を受けながら、今日もみんなで『勝とう』と話していました。うまく試合に入れたと思います」

Q:圧倒する、畳み掛ける強さを感じました。これまでは、チャンスを作っても決め切れない試合もありましたが、ここ2試合はフィニッシュの精度が上がっていますね。

「みんなも自主練でシュート練習やクロス練習をやっているし、そういうところは練習からこだわりながらやれていると思います。やっぱり、点を決めないと苦しくなるので、点を取るところはみんなでこだわってやっています。練習から、シュート1本へのこだわりは、前より増していると思います」

Q:アシストとなった先制点を振り返ると?

「逆サイドで作っているときに、パッと前を見た瞬間、サイドのディフェンスも(山根)永遠も中に絞っていたので、ここは自分が前に走ればチャンスになると思いました。思い切り走って、(チャウワットが)いいボールをくれて、それをうまく自分はトラップして、クロスを流し込みました。(ニアに入った)永遠に決めて欲しかったんですけど、永遠は『スルーした』と(笑)でも、そのおかげで自分のアシストになったので、良かったです」

Q:CKから直接入った3点目については?

「あれはミスキックと言えばミスキックですけど、みんなに、『あの軌道に入って来てくれ』と言っていたし、ニアにああいう軌道で蹴ることができれば、これからもチャンスはあると思います」