4月10日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 第3節
セレッソ大阪 3-0 名古屋グランパス (19:33/ヤンマー/5,728人)
試合写真・コメントなど
----------

●水沼宏太選手
「早い時間帯に先制できたので、全体的に落ち着いて試合を運べました。攻撃も守備もチーム全体でできていたし、バランスも取れて、走るところは走って、(プレスに)行くところは行って、ズレるところはズレると、はっきりプレーできました。リーグ戦も含めて、ベースにする部分だと、やっていて思いました。今日は中盤のナオくん(藤田直之)とオクくん(奥埜博亮)のところを中心に、縦ズレも横ズレもうまくできました。全員でうまく試合を運べたと思います。
(Q:今季初めて4バックでスタートしましたが、バランスが良かったですね?)
それができるメンバーが揃っていると思いますし、試合前にも言いましたけど、いろいろな思いを持って試合に臨んだメンバーだったので、こういうふうに結果として出せたのは良かったです。ただ、あくまでもルヴァンカップの1勝に過ぎないので、また切り替えて、自分たちが何を目指すのかをもう1回明確にして、やっていきたいと思います。
(Q:今季のベストゲームを、このメンバーでできたことは、チームとしても大きいのでは?)
リーグ戦も良くなってきたとは言え、まだまだ目指しているところとは遠いと思うので、こうやって僕らが(リーグ戦に出ているメンバーを)脅かしていかないといけないですし、監督も見てくれていると思うので。そういうのがチームだなと思います。こういうゲームができると、自分たちにとっても自信になります。
(Q:得点場面も含め、相手の裏を取る形でチャンスを多く作っていましたね?)
(相手が)ハイラインというのは分析通りでした。2点目も、ラッキーな形ではありましたけど、狙い通りの形でした。うまく僕が抜け出すコースを作ってくれました。アシストの圍(謙太朗)にも感謝したいと思いますし、みんなでそういうシーンを作ってくれたので、みんなに『ありがとう』という感じです。
 1点目も、相手がつないでくるところをしっかりみんなでインターセプトするコースを作って、奪ってから一気にゴールにつながったので、みんなで点につながる動きができたのかなと思います。
(Q:ボールを持つスタイルを目指しながらも、今日はシンプルに縦に速い攻撃も多かったですが、割り切っていたのか、分析通りだったのか?)
分析通りのところもありますし、今日はスリッピーなピッチだったので、はっきりプレーしようという部分もありました。その中でも、つなぐところはつなげましたし、試合中にどういう状況かということを選手で考えながらプレーできました。ちょっとしたことでも、修正するたびに声をかけていたので、しゃべり過ぎて声が枯れました(笑)。久しぶりに『試合をやったな』という感じです」

●西川潤選手
「(Q:3点目につながったスルーパスを振り返ると?)
(得点を決めた福満)隆貴くんとは、全体練習後もずっとあの形は練習していたので、その形がそのまま出たな、という感じでした。
(Q:ああいったパスも出せる、ということを示したプレーになりましたね?)
パスも出せて、ドリブルもできて、というのは選手としての価値も高くなると思っているので、どっちもできるということを証明したいですし、これからも続けていきたいと思います。
(Q:チームとしても、3点目は大きかったのでは?)
そうですね。2-0は1点を取られたら逆転まで持っていかれる可能性もあるスコアなので、アシストという形でしたけど、3点目に貢献できてよかったです。
(Q:2試合目ということもあり、落ち着いて試合に入れましたか?)
そうですね。2試合目だったのであまり緊張はせず、ホームでサポーターの皆さんが温かく迎えてくれたので、試合に入りやりやすい環境でプレーできたと思います」

●瀬古歩夢選手
「グループステージで勝点を積み重ねていかないと突破できないという中で、1分1敗で迎えた今日の名古屋戦は全員が勝ちにこだわっていましたし、今日の結果は次につながると思います。守備も最後まで集中して、無失点で終えることができたことは良かったです。
(Q:瀬古選手から縦にパスが入るシーンもかなりあったように思いますが?)
真ん中でフリーで持つことも多かったので、自分としては積極的に入れていくことは意識していました。何回か引っかかりましたけど、どんどんチャレンジしていくことは自分の中でも決めていました。うまくつなげたところもあったので、これからも続けていきたいです。
(Q:チームとしても、裏を取るシーンも多かったですが、狙いでしたか?)
そうですね。名古屋のディフェンスラインは高いということはわかっていたので、そこを突いていくことは狙っていました。うまくハマって得点につながったシーンもあったので、良かったと思います」

●田中亜土夢選手
「(Q:今日は初めて4バックでスタートしましたが?)
あの形(4バック)はシーズン前のキャンプからやっていたので、みんなもやり方もわかっていましたし、選手それぞれの個性もハマったのかなと、やっていて思いました。
(Q:得点も良い時間に良い形で入りましたね?)
点が入った後も崩れることなく、みんながやろうとしていることをしっかりできていたと思いますし、最後までチームが1つになって戦えたと思います。
(Q:周りを生かそうとするプレーも随所に見られました)
もともとそういうタイプですけど、もっと貪欲にボールをもらいたかったですね。今日は4本ほどシュートを打ちましたけど、あれはしっかり枠に決めたいところです。でも、ああやって撃って確率を上げていけば良いかなと思います。
(Q:良い所でパスカットもしていましたね?)
その辺は自分の持ち味でもあるので。予測して取ることは意識してやっていました。守備でも、『中を締めて』と結構言われていたので、そこは意識してできたところだし、あれをしなければ通されてチャンスになるというのがあったと思う。良い形で守備もできたと思います。
(Q:チーム全体と個人がレベルアップできていますね?)
みんな、練習からうまくなろうという意識でやっています。チームのやりたいことをやりながら個人の技術を上げることも意識してやっていけば、個人のレベルも上がっていきますし、チームの底上げにもなると思う。僕もしっかり貢献できればと思います」