4月14日(日)2019明治安田生命J3リーグ 第6節
セレッソ大阪U-23 3-2 ザスパクサツ群馬 (14:03/ヤンマー/669人)
試合写真・コメントなど
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●安藤瑞季選手
Q:途中出場で、チームを逆転に導く2ゴールを決めたが?
「試合に出る前に、ボールボーイの子がずっと自分の顔を見てきたので話しかけたら、『長崎総合科学大学附属高の安藤選手ですか?』と言われて、『そうです』と。1点を決められた後だったので、『俺が出て点を決めるから、見といてや』って言ったら『ハイ』と答えてくれて。『高校時代にみたいにいっぱい点を取って下さい。応援しています!』と言ってくれたので、『ありがとう。見といてや。試合に入ったら勝たせるから』と答えて試合に入りました。もちろん、パスをくれたチームメートや、起用してくれた大熊さんのおかげで決めることができたのですが、何かその子から力をもらったところもあって、ゴールを決めることができたのかなと思います」

Q:逆転につながった2得点を振り返ると?
「形としては、2点とも練習通り、イメージ通りでした。1点目は、落ち着いて(GKの)股を狙うことができました。2点目も、GKが出てきたのが間接視野で見えたので、あとは、ループで流し込むだけでした。試合にスタートから出られない中、うまく調整してくれているスタッフもいますし、そういった中で自分も諦めずにやってきた中での得点と勝利でもあったので、すごく嬉しかったですし、ホッとする試合になりました。ただ、これがゴールではないですし、トップチームで試合に出続けること、トップチームで結果を残すことを目標にしています。もちろん、これからもU-23を勝たせるゴールを取っていきたいですが、一番は、トップチームで出ることを目指してやっていきます」

●山田寛人選手
Q:1点を返した時間帯が早かったことが逆転につながったのでは?
「そうですね。2失点とも悪い時間帯での失点でしたし、前半は自分としても、距離が遠かったり、収まらなかったり、『うまくいかないな』と思いながらプレーしていたのですが、(得点につながった)こぼれ球は意識していましたし、そこで決めることができたのは大きかったです」

Q:安藤選手の2得点もアシストする形になりました。
「瑞季が決めてくれたのがうれしかったですね。やっぱり、2トップで崩せるのが一番の理想ですし、前節は瑞季と(2トップを組んで)うまくいかなかった分、今節、2人の連係から2点を決めることができて良かったです」

Q:前節、負けただけに、この逆転勝利は大きかったですね?
「そうですね。逆転勝利はいいですね(笑)まぁでも、個人的にはまだまだという思いもあるので、もう一回、気を引き締めて、いい準備をして次節に臨みたいと思います」

●西川潤選手
Q:J3では初めての試合になりましたが、試合を振り返っての感想は?
「昨日は上の年代の選手たち、日本でもトップの選手たちとやれて、いい経験になりましたし、今日はJ3に最初から出て、また違う難しさもあったのですが、その中でも合わせていくことが大事だと思いました。(トップチームとは)やり方も違う中で、順応していくことが、これからもJ3で出る時は問われてくると思うので、そこはこれからもしっかりやっていきたいです。今週はルヴァンカップも出て、J1も出て、J3も出てと、いい経験ができて感謝しています。最速で、一気にいろんな経験を積めたと思っています(笑)」

Q:試合としては、2失点して厳しい展開でしたが、1点を返した時間帯が早かったことが逆転につながったと思います。あの場面のシュートを振り返ると?
「昨日も同じようなところからシュートを打ったのですが、威力が弱かったので、今回はしっかり思い切って打つことを意識していました。GKがこぼして得点につながったので、良かったです。流れも変わったと思いますし、何より試合に勝てて良かったです」

●西本雅崇選手
「前半の終わりと後半の立ち上がりに失点したことは反省ですが、今、やっていることは前半も出せていたので、これを継続していけば点は入るという意志統一は、みんなでしていました。早い時間帯に1点を返せたことが大きかったのと、途中出場の選手がしっかり結果を出してくれたので、いい循環でできていると思います」

Q:その節が終わった段階で、初めての単独首位になりましたが?
「初めてなんですか?(笑)嬉しいですね。これを維持することが大事です。毎試合、どういうメンバーで臨むか分からないですが、1試合1試合を大切に、勝ちにこだわってやっていきたいです。このチームの目標である、トップチームに行けるように、(ロティーナ)監督にも認めてもらえるように、U-23で結果を出すことを継続してやっていきたいと思います」